ふら〜っとアミューズメントパーク内の衣類コーナーを見回ったとき、この服カッコイイなと立ち止まったのが女子校生の制服コーナーで愕然。スカートとインナーには当然興味がない。アウター、ブレザーがやたらと衣装感が強くて惹かれた。
日本男児のほとんどが若さを好きなのは統計上の事実らしい。しかし私が女子校生に目が留まるとき、若さを見ているのではなく着こなしとアウターを見ているのだと気付かされた。あの人カワイイ!よりもそのアウターカワイイ!が勝つのでこれは女子校生の制服を買っても何ら罪はないと思ったが道徳上の理由と単純に先に話したスカートとインナーがいらないのでスルー。犯罪者はここら辺のタガが外れているのだ、レジで『あ、スカートとインナーはナシでお願いします』が言えないから尊敬に値する。
女の子や女性は選べる服が無限にカワイイのでお金がいくらあっても足りないなと。逆に男はシャツとパーカー、コートとデニムがあれば事足りるしデザインがあまり代わり映えしないのが残念。ユニセックスを堂々と着れる女性に対して女子校生のブレザーがイカすからと着る男では差別の対象が雲泥の差と火を見るよりも明らかで同時に30歳を過ぎた女性が女子校生のブレザーを着るのも男性から差別を受けるのも見える。自由ではあるがやはり監視された自由に近い。足並みを揃えよ!がスローガンとして館内放送が流れているよう。
そんな折、となりの子供がお兄ちゃんと喧嘩したらしく『しね!しね!』と騒いでいる。咄嗟に父親らしき厳つい男が割って入り【しねとかないから!そういう言葉を使うな!】と叱っていた。やはり簡単にインターネットに触れる時代の教育は破綻しているなとブレザーを買うのを諦めた。しねと言われたくないので。