静かな場所

青空の迷子石
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一人になりたいときがある。

けれど、現実にはたくさんの人達がいて、たくさんのつながりがあって、なかなか一人になるのは難しい。

インターネットでは物理的な接触はないけれど、現実世界よりももっと複雑なしがらみがあったりする。

今や現実とインターネットの境目は曖昧で、両世界が複雑に絡み合って、つながりにがんじがらめにされているように感じる。

つながりの中で黙っているのは難しい。少なくとも、自分には。

だから、「しずかな」という言葉に惹かれてここに来ました。ここでなら、好きなことを好きなように考えて、書くことができると思って。

もちろん、誰かに読んでもらいたいから書いているのだけれど、返事がほしいわけではない。

ただ、静かに自分の言葉をしたためて、静かに読んでもらえたら、何となく嬉しいなと思って書いている。

もちろん、この場所を波立たせるようなことは書かない。ただ、既存のつながりの中では発することができない、面倒だったり寂しかったりする考えをここに書いていきたい。

ここが、どんな場所になるのかはわからないし、色々難しい時代だから、すぐに消え去ってしまってもしかたがないことだと思う。

けれど、一時でも静寂を感じられる場所があれば、自分は少しだけ救われるかもしれない。