進路選びに口を出せなかった親の本音

北と南
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公開:2025/2/15

長女が合格しました

今週、長女が地元の国立大学に推薦で合格しました。とても嬉しいことでした。正直、私は不合格の方が可能性が高いと思っていたので、驚きと喜びが入り混じっています。

私は何かをしたのか

私自身が何かをしたかというと、何もしていません。妻は色々と相談に乗っていましたが、私は何もできませんでした。長女の選択や普段の行動を見て、「もっとできることがあるんじゃないか」「こうした方がいいんじゃないか」と思うことはたくさんありました。でも、それを口に出せなかった。

正直に言えば、お説教したかったんです。自分の経験を伝えたかった。でも、私の話が彼女にとって本当に価値があるのか、自信が持てなかった。だから、言えなかった。

親ができること

「見守る」というのは難しいものでした。妻は自然にできていましたが、私は何もできませんでした。親として何を伝えるべきか、どこまで関わるべきか、正解がわからなかった。そして行動をしなかった。

結果、「何もしない」ことで、彼女が自分の力で未来を選び取ることを邪魔をすることはなかった。本当に良かった。

彼女はこれから新しい道を進んでいきます。私ができるのは、これからも多分ない。それくらいで、おそらくちょうどいい。