「理想は現実に汚される。」
「しかし、理想が持つ価値が損なわれるわけではない。」
この言葉は、僕の思いついた応援の言葉ではなく、鈴木健氏が「なめらかな社会とその敵」という書籍で記述している言葉だ。
かつて近代において、ロックやルソー、ホッブスなどの啓蒙思想家たちは、現実という過酷な猛威に振るわれながらも、あるべき理想の社会思想を打ち立てた。彼らの不屈の努力によって現代において我々は自由や平等の権利を享受しているのである。
この言葉は本書籍において、その啓蒙思想家たちの成し遂げた歴史的快挙に触れながら、現代において新たに理想を語り、実装することの重要性を説いている。
僕はこの言葉を「座右の銘」として生きている。
雑多な日常生活においても、勉強している際にも、仕事をしている際にも、多くの失敗を犯し自分の思い通りには行かない毎日だ。昨日覚えた英単語一つ覚えられず、勉強した内容は上手く言葉にできない。それに加えてインターン先でもミスをして怒られるばかりである。そしてタンスの角に小指もぶつける。
しかし、そんな失敗ばかりの毎日かもしれないが、この言葉を胸に刻むことによって自身の理想を思い出し再び立ち上がることができるのである。
こうした一朝一夕には行かない出来事は僕ばかりではなく、
これを読んだ🫵そこの君🫵にもあるのではないだろうか。
合格した後のユートピアを夢想するのもつかの間で、テスト結果は自身の実力が数字となって過酷に現れる。努力が結果に100%変換されないことの連続が受験勉強なのかも知れない。
そんな過酷な時こそ、
自身の理想を思い出し、現実に理想を汚されても磨き続けろ!
P.S.
直近のテストがまずいです。