9時頃目が覚める。今日も薄暗い。
友人といくつか食事に行こうかとの話があるが、時間の都合などがつかず結局一人の間は一歩も家から出ないで終わりそう。友人と会うのは楽しいのに、約束があるとその日に向かって構えてしまって緊張するし、約束がキャンセルになるとほっとしてしまう。昔から、遠足は行くまでが地獄、という子どもではあった。
ある友人には残3日なのにも係わらず、チェコの温泉にでもいかない?とも誘われた。その瞬発力とフットワークの軽さに感心するやら驚かされるやら。こちらはこちらで、旅行をしたことがないので、と遠慮すると、それはそれで驚かれた。たしかに、欧州に十数年住んでいるのに旅行をしたことがないというのはある意味異常かもしれない。
ゲームの音もYou Tuberの声も音楽もなにも流れていないしずかな家で、目が覚めたら起きて眠くなったら寝る、一度掃除したところは汚れることもなく、洗った食器はそのままきれい、という生活、最高すぎて、やばい。
子どもたちは、タンテとタンテのパートナーとみんなで街に散歩にでかけ、教会と自然博物館には振られてしまったが、渡し船に乗ったりブフェを食べたりしてとても楽しかったそうだ。毎日ビデオ通話で連絡してきて逐一報告してくれる。
夫の日本出張のときに買ってきてもらって大事に取ってあったコンビニの日高昆布のおにぎりを冷凍室から取り出してチンしてありがたくいただく。お米がおいしい、海苔が美味しい、昆布がおいしい。
一週間経っても一度も自炊せず。
先日初めて会った人に私の一日の生活を伝えたら、一言「ただれてる!」と言われたのだが、それがとても気に入ってしまった。言葉のチョイスがよい。
欲望のままに眠くなったので夕方布団に入って寝る。今日も日がな一日何もしなかった。確かにただれている。