午前中に目が覚めていつものように携帯を確認すると炎上するジャンボジェット機の映像が目に飛び込んできた。慌てて遠方の夫と家族にもメッセージで伝える。新年早々こんな不幸が次々と。こちらでも戦火は収まらず、ああ、世界はどうなるのか、という暗い気持ちに。
起き上がるつもりはなかったのにすっかり目が覚めてしまいのそのそと起き出す。事故の詳細をみているうちに、自分が子供と一緒のときにあの状態になったら平静でいられるだろうかとか、落ち着いたあとに失った荷物のこととかうじうじといつまでも考えてしまうのだろうな、とかいろいろと想像をめぐらせてしまった。
旅客機の全員があの状態で助かったのは、奇跡というよりも、日頃の訓練や日本人のDisziplinの賜物なんだろうけど、正月返上で働いてくれている自衛隊の方々があのようなかたちで亡くなられたのは本当に残念だし悔しくて悲しい。御遺族の気持ちとかを勝手に想像してしまい勝手に凹む。
震災や事故のニュースを追うだけで本当に何一つせず。
夫が冷蔵庫いっぱいに買っておいてくれた食料があるが、お湯をわかすことすら億劫で、スープの残りとチップスやチーズなどを食べただけだった。しかし、寝ているばかりだからか体重は一グラムも減らない。
こどもたちはスイスでおせちを食べたり、お年玉をもらったり楽しく過ごしているようだ。
三日坊主どころか二日目にして日記を書き忘れる。