いまどき物理本なんて流行らない。場所をとるし、重いし、検索できないし、正直不便。アートブックみたいな物理であることに意味がある本以外は電子書籍で十分だと思う。
でも、ボクはずっと物理本を買い続けている。
ボクは常に「正当に評価されなくてつらい」と「実力以上に評価されてつらい」の狭間にいて、その日のメンタルによって左右される面倒くさいやつだ。前者ならば思いの丈を上司にぶつければいいが、後者は自分が納得しない限り脱することはできない。
そんなときに振り返ると……
壁一面の書籍。
この本棚を見て「ボクはこんなにも努力した。だから自信を持っていいんだ。」と自分に言い聞かせる。
単純だが効く。
インポスター症候群に負けないために、これからも物理本を書い続ける。