夜20時半の空とは思えないぐらい明るくてビビる。
昨夜、友達の卒制のお手伝いをしてきた。
私の書いた手紙の一文を、ペンライトに入れてそれを振るということをした。
友人の卒制の意図はまだ具体的に理解してないけれど、もう一生出会うことも話すこともない彼女に向けた言葉を光らせて、初めて来た東京の遠いところから今の自分の居場所を示すように、また、もうどうでもいいはずの彼女に未練があるかのように、彼女を応援しているような気持ちになってどんな顔をすればいいか分からなかった。
ピンク色は彼女が褒めてくれた色
青色は初めてあなたを見た時に、あなたが描いていた絵の色
寒い夜に友人と大森靖子の曲を口ずさんで
消せない彼女との写真とか久々に見返して
綺麗な星を見て ちょっとでもあなたの事を考えた。
もう今の私にとって必要のない行為であるのに。
無駄とすら感じるのに、こうして記してしまう。
東京って星とか見えるんだ。