【7つの原理】総論

benytart
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公開:2024/8/31

7つの原理

  1. 循環

  2. 時間軸と空間軸

  3. フラクタル相似

  4. 表裏一体(知恵)

  5. 守るもの

  6. 行動 = 存在する意義 = 魂

  7. 自由 = 怒り

    ※ キューブラー・ロスの5段階のように、3-7の最適な順番は変わる可能性がある。

  8. 第0原理:全てを疑え

なお、前提として原理はいずれも「自然世界にも自然に再現されていること」が絶対条件である。そのうえで、これらの関係をまとめていく。

まず循環が土台にある。文武両道、孤独と共創、経済、業界をまたぐ知識がその最たる例だろう。EDMでナマルようになってきて久しぶりにJ-POPメドレーを作業BGMにしたら思いの外テンションが上がるというのもその一つで、今まさにそれだ。

しかし、それをさらに加速する方法がある。それが第2の原理「時間軸と空間軸」だ。

さきほどの事例では平面上での話だった。しかし、実際は空間に加え「時間」という軸もある。その軸で循環を捉えると、さらに広いスケールで循環が働いている事がわかる。資本主義では市場規模、加わる人口が多いほどそのメリットも大きくなるように、この「循環」でも同様の作用が働く。

具体的には、伝記がその最たる例だろう。偉人の考え方や方法を、本をお通してまるで時間を超えて本人と話すように、それらは現代に持ち越すことができる。またSFがもととなって現代のプロダクトになるように、これは未来やパラレルワールドにも働く。

「7つの原理」の土台となるのは、この2段階の原理である。

しかしながら、これを常に土台とし続けると不変、すなわち「循環が止まる」という第1原理に反することになる。すなわち、この土台自体も常に形を変え続けなければいけない。その流れを可視化したものが、続く第3-第7原理である。

言い換えれば、第3-第7原理は「触媒」である。これをとっかえ引っ変えすることで、循環を速く、大きく加速させていくのだ。どれかに飽きれば、別の触媒に乗り換えると新たな風が舞い込むだろう。また、いずれも根本概念であるため、1つの原理は別の原理の根拠となる、あるいは互いに根拠となっている。例えば第4原理「表裏一体」と第7原理「自由 = 怒り」のように。

一方で危険なのは、循環が滞ってきた時に次の資材に大きく投資するのではなく、それを打ち消すように逆の作用のものを入れることだ。例えば悪いことが積み重なりネガティブな気持ちに陥っていたとする。しかしそれは今いる原理Aがマイナスになっているのではなく、原理A自体は十分以上にプラスまで行っており、次の原理B軌道に乗るべきが乗れておらず、その点から遅れている分がネガティブになっているのである。その結果、本来の循環の速度なら到達しているはずの地点に届いておらず、その差がストレスである。

例えば日中人間関係でストレスが溜まったとすると、それを多少飲食で和らげるのはいいが、完全にそれでカバーするのではなく、その解決策を作る、あるいはそのストレスをきっかけに新たな形あるものを作ることで循環を加速させる。

その時こそ、ベクトルの絶対値が大きくなった時こそ第4原理「表裏一体」が働くのであるが、それはあとの説明に割愛する。いずれにせよ、それほど大きく負の感情が大きくなったときほど、ポジティブな方向に爆発する。

第3原理「フラクタル相似」は、大きさの比較だけでなく、業界Aの構造が業界Bにもあてはまる、また第1原理があらゆることの最大公約数でありいずれにおいても言える、といったことを指している。

第4原理「表裏一体」とは、いずれもが同一であるということだ。例えば「天才とバカは紙一重」とあるが、実際は見ている角度が異なるだけで、全く同じものを見ている。それが環境によっては天才と見られ、別の環境では役立たずとなるのだ。第7原理の「自由 = 怒り」もその最たる例であり、嫉妬も、逆に優しさも、すべてが場面によって反転しうる。

ポジティブ~ネガティブの間にも大きなポジティブ、小さなネガティブのようにグラデーションになっており二項対立はあくまでわかりやすく説明するための概念、極端な事例を比較したものでしかない。あるいは毒にも薬にもならないというベクトルの絶対値が小さすぎるかである。

ただ、場面によって大きなポジティブが大きなポジティブに反転することも、またその逆もある。暗殺教室はまさにそれを可視化したものだろう。

第5原理「守るもの」は原理の中でも異色である。理論的ではなく、守るもの=「本能」という直感で組み立てるものだからだ。そもそも7つの原理自体、いずれも理屈が明確であり「こういう時にはこれ」が計算式のように導き出される。第3原理に飽きたら第4原理へ、といったようにである。しかし、この原理で重要なのは「すべてが理屈ではない」ということであり、また「欠けているものこそが完璧なものである」ということである。

第6原理「行動 = 存在する意義 = 魂」はそのままの意味である。言葉は決して事実と等価ではない。ドキュメンタリーでさえ取材者の偏見が挟まってしまうように、誰から見ても同じ「事実」は存在しても、それをどう捉えるかは人によって異なる。その「事実」こそが行動であり、それをどう捉えるかはその人(内部)と環境(外部)次第だが、その人が何と言おうとも、その人がそれをやっているということだけは誰が見ても同じ、偏見の持ちようがない事実である。そしてその積み重なりが周りとの差異となり、その人の価値となる。積み重なるほどベクトルの絶対値が大きくなり、場面によって大きくマイナスの価値があろうとも、別の場面では大きなプラスとなる。プラスとマイナスの総量はいずれの人も±0だが、それほど大きく積み重ねた頃には自然と自分も周りも、自分がどこにおいて大きくプラスを発揮するか分かるようになるだろう。そうすれば、±0だとしても結果的に大きなプラスとなる。その積み重なりが、自分にとっても、周りにとっても「その人」なのである。

第7原理「自由」は究極的なゴールの象徴と言える。言い換えれば、この原理が表したいことは「何よりも強い欲求」が存在することであり、「最高の得られるものであれ大きな犠牲も伴い続ける」ということである。常にその神話を追い求めて、跳ね上がったり落ち込んだりしながら循環が大きくなっていくのである。

全能神のパラドクスとは誰もが持ち上げられない岩を生み出すことができるとしてもその全能神自身はその岩を持ち上げられないではないか、というものである。そのように絵に描いたような「完璧」は存在しない。

むしろ最も強い怒りを灯せるものこそが最大の原動力となり、大きなものを生み出せる。完璧が存在しないという前提の上で完璧を追い求めることで、本当の完璧=最も美しいもの=欠けている部分があるものを形にすることができる。

以上が7つの原理についての記載である。

そして最後に、第0原理「全てを疑え」。言葉通りである。

1,循環 具体例

  • 文武両道

  • 経済(エンジニアのBさんがA社からPCを10万円で購入→A社はデザイナーのCさんに10万円でサイトデザインを依頼→CさんはBさんに決済まで行ってくれる開発を10万円で発注 → いずれも得ながら1円も損していない)

  • 業界をまたぐ知識(Aさんが業界Bに行くと自らのスキルの価値も上がり、Bにいることは業界AにおけるAさんの価値も上がる)

  • EDMでナマルようになってきて久しぶりにJ-POPメドレーを作業BGMにしたら思いの外テンションが上がる

  • 孤独と、外部との感動の共有

@benytart
25歳までに大成する覚悟。 それまでには、何も惜しんではいけない。しかし、循環が回る大きな条件は、診療にも没頭することであることを忘れずに。それが自分なら、そこからアイデアが生まれる可能性もある。