食事はたいてい自炊。面倒で自炊しない日をのぞけば、日に一度はキッチンに立っていると思う。食材を切ったり炒めたり煮たりしている間、段取りがどうとか調味料の分量がとか、煮ている間に洗い物を...といったことも考えながら、無意識のうちに頭の中でいろいろな文書が生成されていることが多い。
大学の合格が決まった日にツイッターのアカウントを作って以来、物事のアウトプットといえばツイッターが中心だった。インターネット上のブログ的なプラットフォームに記事を書くこともたまにあったものの、日常の雑記的な物事はツイートとしてアウトプットしていた。していたというよりも、されていたの方が近いかもしれない。
アカウントは最初から公開アカウントでやっていて、伸びたツイートにはFF外の人からもリアクションがもらえて承認欲求がたいへん満たされたこともあった。今に比べるとスパムなんかもほとんどいなかったんじゃないかと思うくらいに少なく、居心地の良い場所だったと思う。
フォローしていた大学の先輩方が卒業して働き始めると、ツイートの頻度が減ったり鍵垢になったりするのをよく目にしていた。若さゆえの尖りか、自分だったら学生時代と同じようなペースでツイートするし鍵垢にもしないぞ・恐れることなく色んなことツイートしちゃうもんね、くらいの意気込みがあり、実際のところ働き出してからもその姿勢でやるつもりでいた。
しかし諸先輩方がそのような鍵垢&ツイート減になるのもやはり理由があるというもの。学生時代に比べてSNSに使う時間が短くなったり、社会的ルールの遵守、プラットフォームとしてスパムが増えてきたなどがあり、結局私も鍵垢にしたしツイートも減ってしまった。想像するところではあるが、先輩方も似たような経緯・方針でそうなったのかもしれない。
このところキッチンで生み出されているような文章、ツイートしてもよいのかもしれないが気が向かない。リアルでつながりがあった人、そして今もある人が特に分け隔てなくフォローしていて、読まれるのに何となく抵抗があるのが一番の理由だと思う。
この場所ではインターネットやリアルに存在する人間・人間関係に紐づけることなく、私の別名義として書いていきたい。