東京に引っ越した話

bghg69
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2022年6月に福岡から東京へ引っ越した。九州生まれ九州育ちの独身アラサー。東京での生活への原点回帰を兼ねて、当時のアレコレを思い出しつつ記録する。

動機

大都会への漠然とした憧れ

田舎生まれ田舎育ちなので、人生のどこかで大都会で暮らしてみたい、という憧れがあった。大阪や名古屋なんかも候補としてはあったが、どうせ引っ越す手間は変わらないのだから折角なら、と東京に。

仕事を辞め、転職活動中だった

自由に身動きが取れるタイミングだった。

東京で転職先が見つかった

仕事という先立つものが無いことには生活はできない。このまま福岡で仕事を探そうか、なんて考えた時期もあったが、求人数が東京に比べて圧倒的に少なかったのと、このまま福岡で就職したらまた5年とかズルズル働きそう…と思い、やめた。

ちなみに金銭や賃貸の斡旋等、転職先による引っ越しへの補助は無かったが、入社時期の融通はきいた。(1日に間に合わず、5日付け入社とかにしてもらった)

アラサーだった

当時28歳(29歳になる年)、アラサーというかサー目前。これを逃せばもうタイミングが無いんじゃないか、みたいな節目や転機といったものを感じていた。

先達がいた

周囲に同年代・同じようなタイミングで東京へ旅立ったオタクが2人いた。勝手に勇気をもらった。

コロナ禍を経験した

県をまたぐ移動が制限されていた頃、東京に住んでいれば行けたのにな…みたいなイベントごとがいくつかあり、歯痒い思いをしていた。

人間関係の変化

コロナ禍によって人間関係が変わった(外出自粛等で"会えない" → "会わなくなった"みたいな人が増えた)ことに加え、かつての友人達も結婚したり子供が出来たりで遊ぶことが減った。引っ越すことによってこの人達と会えなくなるんだ、みたいな未練が、だいぶ少なくなった。あと、関係が続いている友人達は遠征でこっちに来るため、なんだかんだ会える。

福岡に飽きた

福岡は良いところだが、9年間住んだことによって真新しさが無くなった。天神エリアもちょうど再開発の時期で、好きな店や商業施設などがいっぺんに無くなってしまった。

オタクだった

結論、これである。オタクイベントは大体東京でやる。遠征にかかる金や時間、スケジューリングの手間等のコストに縛られることなく、オタクとして自由に遊びたかった(これらを理由に遠征を諦めることに歯痒さ・悔しさがあった)。

今しかないかも、と思った

年齢的な意味合いもあるが、それ以外の部分。オタクとしての自身や今好きなコンテンツが、元気で勢いのある内にオタクを謳歌したかった。あとは将来、障碍者の弟の面倒を見なければならない可能性を考えると、両親が存命で元気な内に自分だけの人生を好き勝手に楽しんでおかなければ、みたいな気持ちがあった。

時系列

2021年10月下旬

当時の職場で退職の申し出。

2021年12月上旬

当時の職場で最終出勤日。以降、2022年1月まで有休消化。

2022年1月~3月

ニート。寝たり遊んだり遠征したりしていた。

2022年4月上旬

転職活動開始。

2022年4月下旬

仕事決める。新居を探す。

2022年5月上旬

GWに遠征ついでに内見し新居を決める。以降、5月いっぱいは引っ越しの準備と人との遊び納め、地元への帰省等を済ませる。

2022年6月

引っ越し。