生理が3ヶ月来ていない。書類が揃わず医者に行けない。退職した会社から書類を催促する連絡をしたが返信が来ない。引越しの費用をクレジットで支払ったので来月に引き落とされる。マンションの退去で違約金やクリーニング代はいくらになるだろう。荷解きに普通の人の3倍時間がかかる。一人暮らしのために揃えた物たちが必要の無い物たちへと変わる。
これらの不安が一気に押し寄せた今日は、手が震えて視界がぐらぐらした。息が上手くできない。適応障害のせいなのか、元々の性格のせいなのか。荷解きも途中でやめてしまった。どうして私は全て中途半端で辞めてしまうんだろうと、人生まで否定する時間がやってきた。
「人生に無駄なことなんてない」と昨日母親が言った。私が無駄なことをしているから励まそうと言ってくれたのだろうか。無駄な時間、無駄な出費、無駄な荷物。今の私は無駄製造機だ。
不安が襲いかかって来るときの対応策を私はまだ知らない。いつか知ることができるのだろうか。それとも知らないまま、一生不安をうまく扱えない人間として不安定に生きていくのだろうか。後者だったらどうしようと、考えてもどうしようもない未来を想像して絶望する。