人間関係において、「自分に好意を持っている人:自分の行動によって好き嫌いが変わる人(つまり好きでも嫌いでもない人):自分を嫌っている人」の割合は、「2:6:2」で表せるという考え方を知っているだろうか。これを「262の法則」と呼び、人間関係以外にも、貧富の差や職場の貢献率などでも応用されるらしい。
最近思いついたのだが、食べものに関しても「262の法則」が言えるのではないだろうか。
今まで食べたものを好き嫌いに分けるとすると、2割が「すごく美味しい」、6割が「悪くない」、残りの2割が「不味い(苦手)」とならないだろうか。
ちなみに私は、茹でたもやしに塩コショウを振っただけのものでも食べられる人間なので、「不味い」と感じる食べものにはまだ出会っていないのだが(この時点で上で述べた説は立証されないがそこは置いておこう)、世の中の食べものは大部分が「悪くない」に分類されるのではないかと思っている。
毎日食べたいくらい完璧に美味しいものにはそうそう出会えない。だが、「まずっ!」と吐き出したくなるようなものにも滅多に遭遇できない。大体が、「めっちゃ美味しい訳ではないけど全然食べられる」ものではないか。
ということを、自分でつくったものを食べているときに良く思う。つまり、私が作る食べものは6割に分類されるものということだ。正直、あまり嬉しくはない。