誰かを応援するメンタリティその2

biscuit
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室生真弓は「私は……、いつも、あの方の影でした」と言った。

Vシリーズ最終巻で登場人物が口癖のように繰り返すセリフだ。これは、私の誰かを応援するときの態度に似ている。自分は、この物語のモブキャラだ。と常に意識してきた。しかし、それは抑えてきた「自分」という存在を、誰かを盾にして示したいという尊大な感情を発露するためでもあったように思う。だから、常に罪悪感が伴った。

前回の投稿をしたときには気付かなかった。歪な感情の存在を見て見ぬ振りができなくなり、恐ろしくなった、だから…ちゃんと自分の人生を生きようと思った。

自分が1番したいこと、求めていることはなんだろう?本当はモブキャラでいいなんてこれっぽっちも思っていないはずだ。抑えすぎて見失った自分を取り戻して、もっと健康的な気持ちで好きなことを楽しみたい。