もの書きの孤独に寄り添ってくれる本

静かな喫茶店
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こんばんは。

今夜も静かな喫茶店を開店します。

しずかなインターネットには、文章を書いているときに、「焚き火」とか「森」など背景の画像と音を設定できる機能があって、気持ちが落ち着くのでつい戻ってきてしまいます。私は「雨」が好きです。

1日の終わりに、静かな場所で過ごすのはとてもいいですね。

あなたは、どこで本を読みますか?

私は、お風呂で読みます。

お風呂の外にいると、メールやチャットが届いたり、子どもに呼ばれたり、鍋が沸騰したり、書きかけの原稿が気になったりして、本を読む。という静寂までなかなかたどり着けない。

だからお風呂の前に、読みかけの本をたくさん積み上げて(今日は4冊でした)、毎日少しずつ読みます。

小説なら一気に読んでしまうこともあるけれど、勉強のために読む本とか、自分の中にじっくり染み込ませたい本は、1日数ページずつ、時間をかけて読むのが好きです。

最近、お風呂で読んだ中でも心に残っているのは、古賀史健『取材・執筆・推敲 書く人の教科書』(ダイヤモンド社)

心動かされる記述が多すぎて、ふせんだらけになってしまいました。

もの書きは、ひとりで考える時間が長いので、「本当にこれでいいのかな……」と不安になったり、自分の書いたものはインターネットの海に沈んで、誰ひとり読んでいないんじゃないかと虚しさに苛まれたりするけど、そっと手を引いて、「大丈夫。一緒に行こう」と励ましてくれるような本。

書きながら何度も読み返して、考えて、また書いて、血や肉にしていきたいです。

おやすみなさい。

あたたかくして、休んでくださいね。

@biscuitmilk
ようこそお越しくださいました。 あたたかいお茶をどうぞ。 本もだんだん増やしていきます。 好きなだけ、ゆっくりしていってくださいね。