コンセプト
出演は左から順に科蓮、つづり、熱海、奈落。
男子1名、女子3名のWデート(科蓮&つづり、熱海&奈落)
ファッションに興味のない2人は、はしゃぐパートナーを横目に待ちぼうけ、というシーン。伝わっていれば幸い
科蓮と熱海は3.5病棟に所属、つづりと奈落は澪標珈琲に所属。
普段は対立する組織に属しているけれど、オフの日くらいは確執を忘れて、「等身大の関係」で共に過ごす
課題:この絵で定めた目標
横長のキャンバス
4人を画面内に描く
固有色の分布にばらつきがあるキャラクターたちを
統一感のある色・塗りで仕上げる
状況を説明する工夫
課題に対する結果の評価:おおむね達成
もっとコミカルな絵柄・色合い・画面構成にするアプローチもあったと思うが、リアル路線の描画に落ち着いた。写真のようなイメージ
実在する紙袋を描写することによって現実との距離を近づけよう、という意図はある
現代の等身大の中学生、を目指した。つもりだけはある。実態は兎角。
魚眼っぽいパースで背景を描いた
アドリブなので、もうちょっと画面構成は計画的にすべきではあった……
空間の歪み=時間の歪み、と解釈することで、
待たされている側の気持ちみたいな(あるいは相対性理論)、
ドラゴンボールの精神と時の部屋よろしく
膨大に感じられる時間経過によって、一種の悟りにすら至っており、しかし満更でもなさそうな……という塩梅
鏡を置くことで成り立っている構図。アパレルショップの店内であることも演出
雑談
この絵もかなり長期戦になった。着手から完成までは2ヶ月ほど。
2023年5月30日〜7月16日
様々な作業・イベントと並行しながら取り組んでいた
紙袋は左から順に
INGNI(イング)、水曜日のアリス、Hands(旧:東急ハンズ)、
Gelato pique(ジェラートピケ:ジェラピケ)、Honeys、
ETUDE HOUSE、マジェスティックレゴン
服飾に知見がある友人と
「この紙袋の店舗を東京で網羅って厳しくない?」なんて笑い話
私も正直そう思う(笑)
原宿〜表参道、渋谷、新宿、池袋あたりを巡っている想定
というか、それくらいの強硬プランに付き合える関係性である、という意味だったりもして
この買い物の代金は3.5病棟の研究資金+親戚のお兄ちゃん(奈利)からのおこづかいで支払われている
実験体たちの精神状態を適切に維持・管理するための医療費(広義)という予算枠
やりたい放題だぜ、この中学生たち
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