番外編。まだ書けそうな気もするので、思い出し次第、書き足す。
2023年10月に冊子を発行した。
今まで描いたイラストを紙媒体にまとめたもの。絵録。
厚さおよそ7mm。
裏表紙。ちなみに開始月は誤り。2018年12月が正。
印刷所はおたくらぶさん。以下、発注の概要。
A4無線綴じ(左綴じ)・正方形製本
表紙の用紙:ハイマッキンレーポスト 220kg・マットPP加工
本文の色数・用紙:フルカラー・上質 110kg
ページ数:90ページ(表紙を含めない)
用紙などは当時のラインナップなので、現在は取り扱いがない場合もある。紙、突然に廃盤になる……諸行無常。
全体的にマットな質感になるように選んだ。が、確信できるほどの知識もサンプルもなかったので博打だったと思う。
印刷は少しだけ青みが強く出ている印象だが、好み・個性の範疇だと思われる。原因が紙なのかデータなのかディスプレイなのかは判然としない。個人的にはアリの範疇。
確か、おたくらぶさんが工場を移転している間に注文をしたので、ひょっとすると新工場で発行された冊子としては初期ロットに入るのかもしれない。
過去絵を収録するだけだし、簡単だろうと思っていた頃が私にもありました。しかし実際は、並べる順番・ページのレイアウトを考えるのにすごく悩んだ。博物館の展示を企画するような気分だった。編纂のラフ段階では2時間分の作業データが吹き飛んだりもしている。
当初は順当にA4タテ長方形で製本しようと思っていたのだが、紆余曲折があってA4正方形での製本になった。結果的に大正解だと思う。
今まで特に意識していなかったものの、過去の絵は300〜350dpiで描いていたので、載せられないほど小さい絵は数件のみ。ざっくり180点近くの絵が収録されることとなった。描き下ろしの絵も数点。
表紙・ロゴも描き下ろし。本当はIllustrator等を使い、ベクターデータで規則的に制作するべきなのだろうけれど、GIMPのラスター系ツールでゴリ押した。
ドット絵風の表紙だが、こちらも完全にラスター系ツールで制作した。裏に方眼紙レイヤーを敷いての作図だ。表紙のラフに至ってはPCのマウスで描いている。意外といける。
何かイベント等で頒布する予定があったわけではないが、ちょうど区切りのタイミングとなったので制作に至った。またやりたい。
イベントなども参加してみたいという気持ちがぼんやりある。