自慢できるようなものではない。
でも先日クッキーを初めて(?)焼いて大失敗したところなのでこの見た目なら及第点と言えるだろう。食べたらりんごが少なく物足りなかったのであくまで「及第点」という感じ。
クリスマスはいちごのショートケーキやチョコレートケーキ、フルーツタルト、何にしようかと迷ったのだが現実的に考えれば考えるほど面倒になってきた。楽しいのは検討して予約するまで。当日そのケーキをピックアップしにいくのも面倒臭いし、そのホールケーキ(予約する時点でほぼ、絶対、確実にホールになる。)を冷蔵庫に置くためには場所をあけなければならないし、カットは綺麗にできないだろう。皿に移すのだって綺麗にできる自信がない。カットケーキを予約できるならまだ良いのだが、これまでカットケーキを予約できる店を一軒も見たことがない。
それならば焼き菓子が良いのではないかと思いついた。当日に作らなくても良いし、冷蔵庫に入れなくて良いし、完成さえすればそのあと大きく形が崩れることもない。前述の通りクッキー制作に大失敗したところなので全く自信なかったのだがどうやらアップルパイなら自己判定では及第点にのせられそうだ。皿に積み上げればクリスマスツリーのように見せられるだろうか、ペーパーナプキンでクリスマス感を出せるだろうか。そこは今後検討する。
やはり食事制作の主担当としてクリスマスの食卓はある程度の特別感を演出したくなる。こどもは2歳と0歳なので何も求めてないだろうが、今後はそうとも限らない。だから少しずつ我が家のクリスマスをブラッシュアップしていきたい。
でも未来を想像すると「いちごのショートケーキが良かった」と言いそうだし、ローストビーフやチキンやいちごのショートケーキなどの「王道」のクリスマスを用意していたとしてもお友だちが例えば「家族でかっぱ寿司クリスマス」をしていたらそれが羨ましくなったりしそう。こどもってそういうものだろう、私がそうだったもの。だから子供のためなんて思わない、私のため。私のためです。
そういえば自分の幼少期のクリスマスの食卓の記憶がない。定番のものがなかったのかな。それはそれでつまらないから、かっぱ寿司でもチキンでもアップルパイでも「うちはこうだった」の話題作りをしてあげるのは悪くない、かもしれない。