現象と事象と課題の違い

Blue Regret
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公開:2024/6/16

不安を感じているって事象だと思う。不安なのでずっと家でNetflixを見て過ごしている、これは事実。でも、どちらも課題とは言えない。課題の定義に当て嵌まらないので。では課題の定義とは?

「課題 = 自分たちが解くべき問題の原因」

自分たちで散々考えて「これが自分たちが解くべき課題」と決めたものを課題と言う。このとき2つの要件があると思う。一つは「解ける算段がある(解けない課題にアプローチしても仕方ないので)」、もう一つは「ユニークであること(既に解かれている課題、多くの人が着目している(red ocean)課題、解けないことが分かっている課題に着目しても意味ないので)」。自分たちだけが解けると踏んでいること、ユニークである(他の人が思い付いていない)こと、が "課題" の要件。つまり、課題と事象や現象は別のものである、となる(事象は解くべき対象ではないし、解くべき事象だったとしても自分たちが解かなくても良いかもしれない、し解けない事象かもしれない。現象も同様、現状はユニークでないこともある)

課題とセットで使われることがあるペルソナ、これはどういう意味か?ペルソナ = 属性とペインとゴールをセットにし言語化したもの。ペインとは課題のことである

課題を別の面から見てみる。「ユーザーにとっての課題」と「自分たちにとっての課題」がある。ユーザーにこれを買わせたい、でも買う理由がない、買う理由がない、これは課題である、としたときにこれは「自分たちの課題」である。ユーザー側の課題ではない。ユーザーの課題とは、ユーザーが消したいと思っているもの、それがユーザー課題である(課題が無くなることがゴール)

あと、課題と事業との間に因果がないときがある。その場合それは課題ではない(解いても意味ないので)。課題と事業が伸びることは親身一体である

@blackblue
日々の出来事や人と話して知ったことを書こうと思う。