「二人で一つ」は、一つになっている、という意味
その「一つ」の矛先は「何か(話すこと)」になる
誰かと仕事の話をしている時ってこれと似ている。自分たちでない何か別の対象に目線が向いている。仕事のこととか、仕事に関わっている人のこととか
「一つに二人が在る」は、二人が在る、つまり居るのである。一つの空間に
確かに二人がいる
つまり、相手がいる。私とあなた。このとき、双方の矛先は互いに向きがち。比べてしまうのである。私とあなたの違い。あなたの言っていることはこれを意味している、私の意見とは違う、私の今の環境ではそれはできない。ので、そんな意見を持つことは実質できない。私とあなたは違う。私もあなたみたいになりたい(妬み)
「一緒の方向を向く」のと「お互いに向き合う」のは違う
会社にあるミッションやビジョン。これは社員が向かう先であり、コミットする対象。一方で、プライベートでの友達同士の会話ではコミットすべきミッションはなく、会話が行われるだけ。このときに「互いを比較し、妬みが生まれる」ということが起きてしまう
SNS(Xとか)も同じ構造なのかもしれない。発信者と受信者