ディズニーランドは非現実空間と言うが本当その通りだと思う
普段できないことができる空間だと思うから、年に数回行く
「日常で他人の言動を1-2時間見続けることはない」
が、ディズニーランドではアトラクションを待っている間、列の中で自分の前と後ろにいる人達のことを見続けることになる(所謂、行動観察)。観察していると大凡3つのことが見えてくる
一つは、長時間待っている間、人は何をするのか
二つ目は、その人の見た目(1-2時間見続けることになる)
三つ目は、会話
前にいる人達、後ろにいる人達を見ていると、聞きたくなくても会話が聞こえてくる。この見た目の人のこんな行動、こんなことを言っている。聞きたくなくても聞こえてくる会話を聞いていると、こんなことを話している。この人はそれに興味があるのか。と言った普段聞けない会話内容が頭の中に入って来る
色々なアトラクションに乗るので、毎回これが起きる
帰る頃には様々な人達の情報がインプットされ、帰路でそれについて考えることになる。「自分と全然違う人がいる。その人達と自分の違いは何か?」
そんなことを考えている内に、自分のことを相対視できるようになり、自分のことを俯瞰的に理解できる
上の「一つ目」について触れておくと
「何もすることがない時に人は何をしているか」がその人の品格を表す、と思っている。佇まいとも言う
疲れてきた、周りに知り合いはいなく身内だけ、暇、ちょっとずつしか前に進まない苛立ち。こんな環境下で人はどう立ち振る舞うか、を観察していると、人の醜い側面を見ることになる。これを戒めとして、自分はそうならないようにしようと心に誓う