ラグジュアリーって何か?

後数年するとSaaSがT-Shirtみたいになるって聞いた

殆どお金もかからず数日で作れてしまうSaaSはどこにでも有り触れたもので、どこにでも売っているT-Shirtになると

T-Shirtって安くて誰でも買えるもの。SaaSもそうなる

でも、世の中には15万円くらいするT-Shirtもある。ラグジュアリーブランドのT-Shirt

SaaSもこのようにラグジュアリーブランドが生まれるのか?生まれると思う。だって世の中を見渡すと有り触れてるけど高いものって沢山あるから。凄い高い食器とか、異様に高い車(フェラーリ)とか

凄い高いもの = ラグジュアリーブランドのアイテムって何がそうさせるのだろう?一つあるのは「モナリザ理論

他に何があるか?モナリザ理論に関連するが、「唯一無二」という特徴を有している。あと、特質した印象値、デザイン性が高い、分かる人には分かる、辺りかなと思う

ハイクラスとラグジュアリーの違いは何か?それは、一番か唯一か?で語れる。同じものの中で一番クオリティが高いものがハイクラスなもの。比べる対象がなく唯一無二なものがラグジュアリー。つまり、ラグジュアリーアイテムって何かと比較し値段を付けることができない。なので、作り手が値段を付けることになるが、唯一無二性が高ければ高い程、高い値段になる

モナリザって言われたときに思い浮かぶイメージって異様なものだと思う、ミステリアスとも違う、恐怖とも違う、何とも言い表せないイメージ、とその強さ。これが印象値

デザイン性が高いとはスタイリッシュとかそういうことではなく、何か理由のあるデザイン、と言う言い方だとしっくりくる。何かありそうだけどわからない、けど何かある筈と思えるデザイン・見た目。これに印象値が掛け合わさると、ここで言うデザイン性が完成する

ラグジュアリーアイテムを身に付けている人ってそれを顕示したいから身に付けているのか?と言うとそうでもない。大半の人はわからないけど、分かる人には分かる。目に見えない小さなコミュニティ(他人の集まり)を形成している、と言うか、そんな妄想を空想している

ここに書いた要素はどれも明確な答えがなくどこか宙に浮いたような話になっている。言語化し切るのは難しい。でも、こうやって対象の輪郭を少しずつ顕にしていくとそれが何なのか薄らと見えてくる

では、SaaSが高級なT-Shirtみたいになる、について言えることはあるか?

今の所あまりないので、考えてみたいと思っている。考える時の軸は、「唯一無二(誰かにとって)」「印象値(ブランド)」「一見分かりにくい」「分かる人同士の何気ない会話で稀に話題になる」とかかなと思っている

(こんな感じで結論を出さずに書き終えた方が、考える余地が残る)

@blackblue
日々の出来事や人と話して知ったことを書こうと思う。