プロダクトデザイナーの役目は、「上流工程での要件を段階的にデザインに落とすこと」

scrap and build。デザイナーのやるべきことはこれ

一旦作ってみて考え壊しまた作る。これを繰り返す過程でデザインがFIXしていく

上流工程で生まれる要件は抽象度高いときもあれば、抽象度低いときもある。要件を自らキャッチし、デザインを作り、ステークホルダーに確認してもらいながらデザインをFIXさせていく。これがデザイナーの役目

では、その仕事ってどう進むのか?「段階的にデザインに落としていく」とは?

「デザインする」とは、以下の段階のことを言っている、と認識している

  • 要件を汲み取る

  • 要件を満たすものを作る

    • 「もの」とは、デザインとプロトタイプ

    • デザイン(Figmaで作られたstaticなアウトプット)は過程でありプロトタイプ(動的に動くもの)がアウトプット

  • 始めは粗いデザインで良い

    • ワイヤーを動的に動かせるようにしたものとか

      • ワイヤーならscrap and buildし易い

        • コンポーネントが使われている訳でもないし

        • ラフ画なので、壊すのに罪悪感はないし

        • 作って壊してがやり易いようになっているし(ワイヤーとはそういうもの)

  • 粗いデザイン = プロトタイプは、大凡4種類用意すると良い

    • ① 全体像が分かるもの

      • Top画面に何が置かれるのか、ラベルや文言、画面内に置かれる要素、レイアウト、余白等

      • Top画面以降の画面とその画面内に置かれるもの、レイアウト

      • 画面遷移時のtransition

    • ② 全体像の中にある各機能のインタラクションを再現したもの

      • ①の中にある一機能を再現したもの

        • その機能に付随する画面とレイアウト、配置される要素、画面遷移等

      • 同様に①の中にある別の一機能を再現したもの

        • と言う風に機能毎のプロトタイプを作っておく

    • ③ ①と②にある可変性のある要素が変化したときの画面

    • ④ システムメッセージやアラートが表示されたときの画面

このような段階を踏む。これはプロダクトデザイナーが踏むことになる段階

@blackblue
日々の出来事や人と話して知ったことを書こうと思う。