連日オリンピックで盛り上がってますね。
普段テレビを見ない人間なので、𝕏のトレンドで今日はこの競技ね、この選手が健闘したのね、と結果をうっすら知るような日々を送っている。冬季五輪でのメダル獲得数が今のところ最多タイだとか?書き散らしているうちに最多になっているかもしれない。
2年前のパリも4年前の北京も、自国開催の東京五輪ですら同じような有り様だった。オリ・パラに限らず、たとえば前回超盛り上がったWBCみたいな催しも、大抵そんな感じになる。
どうもスポーツ観戦や応援があまり得意でないらしい。頑張ってほしいねえ、参加するみんなが怪我なくベストを尽くせるといいねえ、というようなことは祈るが、かといってこの選手やチームに勝ってほしい!優勝してほしい!メダル取ってほしい!みたいな気持ちはない。
普段まったく興味のない人間に、大会のときだけ応援されたり、勝ったらなんか自分事みたいに喜ばれたりして選手は本当に嬉しいのかな…不断の努力や積み上げてきた日々に対して失礼じゃないのかな…みたいなことを考えてしまう。
加えて、父がスポーツ中継を見ては文句を言うタイプの人間だったので、その背中を見て育った自分も…という不安もある。だから、みんな頑張っててすごいよね、以上の感情は抱かないようにしているし、抱きたくない。勝負にのめり込むほど、他人を薄情にジャッジすることに正当性を見出してしまいそうな気がして怖いのだ。
あ、書いている途中だけど気になって調べに行ったら、銅メダルがひとつ増えてメダル獲得数が最多になっていた。おお、めでたい。
本当にすごいなあと思うんだけど、多分銅メダルを取った選手たちはこの結果に満足はしていないんだろう。ニュースでも「惜しくも銅」とか報道されるのかな。それは嫌だな。
今はどうだかわからないが、オリンピック報道ってメダル至上主義、特に金に固執してやたらと取り上げるきらいがあって、ちょっともやもやする。金を取れなかった選手が謝る姿も見ていられない。銀や銅だってとんでもなくすごいことで、入賞だって立派で、なんならこの大会への切符を掴み取ってこの舞台に立っていること、それだけで十分なのでは?と思ってしまうんだけど、……十分じゃ、ないのかなあ……。
わたしはどこに出しても恥ずかしい、部活や授業で触れたのが精々というスポーツ歴の人間だ。他人と競い合って技術を磨くだとか、仲間と共に頂点を目指すみたいな経験に乏しい。だから勝負にかける切実さが本当の意味では理解できていない。
そんなやつが、よりよい記録や順位を目標にして真剣に取り組んできた選手たちに向かって「その結果で十分じゃん」みたいなことを言うのも、それはそれで失礼とわかっている。
うーん……やっぱり向いてないっぽい、スポーツ観戦。勝負に対する熱意が足りてない。
これからも熱狂の外側から適度な距離感で付き合いつつ、その無事と健闘を、結果が本人の納得いくものであることを、心の底から祈る人でいようと思います。この大舞台を、どうかめいっぱい楽しんでこれますようにー!