滅亡前夜

Helga
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※世界滅亡の一日前の妄想なので暗いし、人によっては怖い話です

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例えば太陽が消失した後、8分19秒後に地球に到達する陽の光は失くなる。

世界が真っ暗になって、わけがわからないまま、恐ろしいほど寒くなって死んでいくんだろうな。

怖すぎ。ずっとそこにいてくれ太陽。

もしも「明日世界が終わります」と事前にわかったとして、今日が最後の一日だとしたら。

きっと誰も仕事なんてしたくないから、お店にも行けないし、そもそも交通機関も動いてない。インフラ系はつきっきりの人がいなくとも一日くらいは動くようになってるのかな?

多分翌日の滅亡を待つなんて恐ろしいから、その前に自分で命を絶ってしまう人もいるだろうし、「死ぬ前に一度やってみたかった」って犯罪行為に手を染める人もいるんだろうな。無法地帯。怖いね。

最後の一日、大事な人と過ごしたいと思うのは自然なことだと思うけども、自分にとっては大事な人が、自分を最後の一日を過ごす相手に選んでくれるかは別の話で。

自分が大切に思う人が別の誰かを選んだときに、その人の中の序列が明確にわかってしまうのも怖いよね。別に恋愛に限った話ではなく、というか友人関係の方がキツいかもな。

そうなるともう、世界なんて早々に滅んでくれと願ってしまうかもしれないな。未練がなくなって逆にいいのかもしれない。

逆に、自分だって誰かから最後の一日を過ごす誘いを受けて、断る側に回るかもしれないし。嫌だね〜。誰かを傷つけてしまったことに苦しみながら最後の一日を過ごさないといけないのか。

良い要素一つも無いな。世界、滅んでほしくないね……

滅ぶのはフィクションの中だけにしよう……