音色と共に
呼び覚まされる記憶がある
僕は
アフリカ人として生まれた時もあり
ヨーロッパ人として生まれた時もあった
また中国人としても生まれた時は
出家者として長い道のりだった
江戸時代
侍であった頃、無念な死を迎えたが
それは無駄ではなかった
その頃の道は土臭くも優しかった
誰かの為に
死ねることであれば恥じることはない
そう信じ突き進んでいた
今この時代を再び日本人として生き
いつ死を迎えるかはわからないけれど
それまでの間
自分は世の中のためになる
何かを
必ず残していこうと思ってる
その思いは
子供の頃から今も変わらない
日本であれ
アフリカであれ
南米であったとしても
この地球、本来の優しさを
感じることができるのは
どこにいても一緒なんだ…
僕十色