観た映画を思い出す作業。昨年末に行っていたことを、しずかなインターネットにも残しておく。タイトルの羅列が主だけど、ネタバレ及びオタク語りも含みます。
(少しずつ書き進めてたけど終わる気がしなかった文章。咳が酷くて眠れない今、一番筆が捗っておりますね。この調子で書き終わりたい。あとインフルは早く治って欲しい。)
地元でよく行っていた映画館の会員証。こちらの会員証が頼りです。会員になると1,300円で鑑賞できるし、好みの映画が多数上映されていてお気入りだった。小ぢんまりしていて、静かで、映画好きの人が築き上げた城のような場所。でも、会員に届く会報を読んだ時、ボランティアスタッフさん達によって成り立つ面が多くあることを知り、それってやりがい搾取にならんのか?と思ったりも。それだったら鑑賞料金もっと払うよ。
一方、まずはシステムについて。映画を鑑賞する度にスタンプと日付が押され、小さな鑑賞券を渡されるシステム。シンプルで良い。ただ、その鑑賞券に刻まれるのは金額と券名だけ。映画のタイトルは無かった。
自分で覚えておくか、どこか他のところに書いときゃいい話なんすけどね…。まあいいか、前置きが長くなった。あと、早速タイトル無視するけど、2022年から始めます。この映画館で観た映画と、他の映画館で観た映画も。
2022年
2022.11.6 『サハラのカフェのマリカ』2022.11.9 『光のノスタルジア』
2022.12.1 『RRR』
何か一行空く。強制的に空く。何故? 足掻いても無理だったので、諦めて次。後で調べま〜す。
確かワンピースも観た。ガンパウダーミルクシェイクも。
『ONE PIECE FILM RED』女の死をホモソーシャルの出汁にすんなや…と思ってあまり楽しめなかった。音楽は良かった。中盤あたりから既に、『ガンパウダーミルクシェイク』もう1回観たいな…『お嬢さん』も観たいな…と意識が逸れてましたね。家父長制をぶっ壊して、女女で手を取り合って笑いながら逃げる作品が好きで〜す。あ〜でも『ガンパウダーミルクシェイク』でのレズビアンの描き方はあんまり…クィアが登場したと思ったらあっさり退場させられる流れ…あるある過ぎて…エモ消費ではないですか?という感じで、そこは苦手だったな。
2023年
2023.2.18 『戦場のメリークリスマス』2023.2.18 『ケイコ 目を澄ませて』2023.2.20 『戦場のメリークリスマス』2023.3.5 『バーフバリ 伝説誕生』2023.3.11 『バーフバリ 王の凱旋』2023.4.1 『丘の上の本屋さん』
2023.4.30 『マイヤ・イソラ 旅から生まれるデザイン』
2023.5.10 『ベネデッタ』
2023.5.26 『Ryuichi Sakamoto:CODA』
2023.6.10 『ラストエンペラー』
2023.6.24 『戦場のメリークリスマス』
2023.8.13 『大いなる自由』
間隔がバラバラですことよ。詰めるのが出来なかったんです…何故…。
このシネマとは別の映画館で観た映画。日付は忘れた。
『デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム』
『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』
『青いカフタンの仕立て屋』
『燃え上がる女性記者たち』
『戦場のメリークリスマス』(4回目)
『戦場のメリークリスマス』観すぎなのでは?と自分でも思う。でも気力体力財力が許せばあと1回ぐらい観たかった。ホモソーシャルはクソだし滅んで欲しいのは本心なのですが、ホモソーシャルの中で雁字搦めになっている人間を見るのは大好き、という嗜好(最悪)でして。戦メリ、最後にちゃんとホモソがぶち壊れるところが好きだった。でも登場人物に熱狂したくないんよな…軍人や軍服をかっこよく思って消費することって、その加害性を無視することに繋がると思っていて…それが酷く怖いので、あんまり入れ込みたくない。戦争も差別もホモソも最悪だしクソ、というのを描いた反戦映画、それが戦メリだと思っている。
戦メリについて語りたいこと沢山あるし、Twitterで呻き続けた言葉の数々をまとめたい気持ちもある。まあ後ほどやります。
2023年に観た映画で考えた場合
胸に突き刺さって抜けなくなったのが
『戦場のメリークリスマス』
ずっと抱き抱えて生きていくとしたら?と問われて選ぶのは
『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』
サバイブ映画だな、と思って終盤泣きながら観ていた。
生きる、と思えたのは
『燃え上がる女性記者たち』
理不尽な状況下でそれでも立ち上がり、抵抗し、連帯し、生きるさまを観ると胸が熱くなるし泣いてしまう。大好き。燃え上がる火種を勝手にいただいた気分になった。抵抗、続けてこ!