https://www.amazon.co.jp/dp/4163917683
ふと目についたので 30 分ぐらいでサクッと読んだ。感じたことを簡単にメモしていく。
生産性を上げる
本書で書かれている生産性に関わる TIPS は色々あるが、絞り方やスピード感に対する割り切り方がおもしろい。例えば:
優先順位に関して言えば、「優先度を付けて並べ替える」のではなく「最も重要なものを 1 つ選ぶ」。
いくつかの選択肢について悩んでいたら、それだけ悩み続けるということは、どちらを選んでも大差はない = つまり「どちらでも良い」ので早く決めて検証する。
など。
そして生産性を上げるには「学習」するしかない。著者はタイムボックス制を導入することで、脳の酷使を防ぐ・学習時間を確保するなどを実現でき、パフォーマンスを上げられたとのこと。私自身はあまり意識していなかったが、普段の睡眠時間は 5 時間程度。「脳の酷使」は思った以上に深刻なのかもしれないと考えるきっかけになった。
また「休み」についての考え方も面白かった。書籍『Time Off』からの引用だそうだが、納得感がある。これは意識していきたい。
1 日に 1 つのことに集中できるのは 4 時間。4 時間以上経って疲れたら、単に休むのではなく違うことをすると良い。
休息するのは、何もしないことではなく、いつもと違うことをするのが重要。
記憶力を上げる
記憶力を上げるには、構造を整理して理解する必要がある。そのために簡単なのは「書くこと」だ。ここで説明されていたコーネルメソッドが面白い。
特に「Cue」が面白い。これによって思考が深まる感じがする。
まとめ
というわけで、コーネルメソッドで振り返ってみよう。
Cue:生産性を上げるには?
Summary:
単純化する:
1 つに絞る
早く決める
脳のパフォーマンスを高める:
タイムボックスを決めて脳の酷使を防ぐ
単に休むのではなく、いつもと違うことをする