私はたくさん夢を見ます
それなのにあなたは私の夢に出てきませんね
でもそれは少し嬉しいこと、かも
だって私にとってあなたが現実にいるって 意味のようだから
かと言って私の中のあなたは100%現実にいるとも思えません
私が日々見るあなたはほぼ偶像なのだから
木の下のベンチに座っているわけでもなく
海に行って隣を見ても誰もいない空間が広がっていて
ここは日本なので、ランニング中のあなたに
遭遇するなんてこともない
私は自分の手くらいのあなたみたいな人形に
私が好きな景色を見せます
側から見れば虚しいでしょう
これが私の幸せだというのに
唐突ですが、私トマトが好きなんです
あなたはトマト嫌いですよね
大きいトマトとミニトマトどちらが好き?って質問を楽しめないことが少し悲しいです
その代わり、私があなたのトマトを代わりに食べてあげることができるのは嬉しいです
ドンと任せなさい。
(※脱線しました。トマトの話です)
私の愛は言うなれば非売品です
無料です!
どうぞあなたの好きなタイミング、好きな量をご自由にお取りください
わるいものはきっと入っていないはず
だって原材料はあなたから貰ったあたたかさなので。