絵文字リアクションについての真面目な記事を読んだ(日記)

boxes
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公開:2023/12/19

読みました。

(後者記事は前者記事で引用されている記事です)

この記事に関する感想を書こうと思って、真面目なやつだし元記事もnoteだからnoteの方が良いのかしら? と思って悩んでいたが深夜になり真面目に記事を書く気力が爆発四散したのでしずかなインターネットに引きこもりに来た。

別に元記事の方に見つかるのが嫌だとかそういう気持ちはなく、私は元記事の人のこの記事における意見にかなり共感を覚えました。

が、元記事の方はおそらく「この意見に同意する人はかなり少ない」という前提で書いておられると思うので、見ず知らずの私の感想がどう受け止められるだろう、みたいな緊張はあります…。

あと元記事を読まないと「この人のこの記事における意見」というものが今これを読んでいる人には伝わらないと思うので私が勝手にざっくりとまとめた内容を説明します。まとめ方がこれで合っているかは君の目で実際に確かめてみてくれ!

  • 『自分は絵文字リアクションは使っているし否定的なわけではないけど、絵文字リアクションには問題点や危険性もあると思うよ。あとこの先実際に問題が起こるかもしれないよ。』

  • 『炎上とか誹謗中傷に繋がりやすい側面とか、思想を押し付けてしまったり、思想の近い人以外を排斥するような危険性があるよ。』

  • 『なお現状は絵文字リアクション文化はオタクが支配しているから、絵文字リアクション圏に行くと非オタクでもオタクの輪に入らないといけない形になってしまうよ。』

  • 『例えば企業アカウントが非オタクを視野に入れた一般向けの投稿をしたくても、絵文字リアクションを好き勝手につけられてしまう事を防げない構造上の欠陥があるから、なかなか企業アカウントの進出が難しいよ。』

  • 『でも今は治安はまだ良いから、委縮せずに今のうちに絵文字リアクションを楽しもうね!』

みたいな内容だと私は受け止めています。

いやぁ、実際にそうでは?(遠い将来の話まで考えるなら絶対にそういう問題が起こりえる)

突っ込んだり補足する必要があると仮にするならば、この方が書いている「オタク」というワードは、アニメ・ゲーム・漫画・二次元キャラクターなどを楽しむ層の事を指しており、料理オタクとか手芸オタクとか電車オタクとかそういう「おたく」気質の人たちの層は考慮していない現代的で用法だという事を頭に入れて読んだ方が、ある程度理解しやすい気がします。

感想を書くことに疲れて来た。今日は一日一食しかまだ食べていないので。でもごはんの前にコーヒーを飲みながらケーキをおいしく食べたので実質一日二食です。わーい。

この記事で書かれていることは、視点を引いた俯瞰的な話題ですので、もしかしたら悲観的な話題に映る人もいるかもしれませんが、「制度」とか「システム」の話をするときは、性悪説に基づいて「問題が起こらないようにするにはどうすべきか」、みたいな話をするのは理に叶っていると思っています。

これは個々人の利用者の心がけの話とかとはまた別のお話です。なので別に絵文字リアクション自体を使っていることが問題があるとかそういう話題ではないと受け止めています。

もちろん使い方によっては問題が起きるので気を付けようね、という指摘は大切なのですが、私のこんな記事をわざわざ読みに来ている人がもしいるのならば、絵文字リアクションが他の人を傷つけてしまう可能性があることなどは重々承知されている方だと勝手に思っています。

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あ、あと、私自身も昔「マストドンのユーザーの投稿にミスキーのサーバーからの否定的なリアクションが山ほどついている」という画面を偶然目にしたことがあり、リアルタイムで見たわけではないのでどういう流れなのかも存じ上げないのですけど、非常に厳しい…しんどくなるものを感じたことを何となく覚えています。ので、余計に元記事の言いたいことが分かる…と思えるところがあります。他にも同意する所はあるのですが。

否定的リアクション、マストドン側で開くと全部お気に入りなんですよね。別サーバーのページから見ると罵詈雑言が送り付けられていて、見えないと分かっていながら送り付けて来られているんだ…、みたいな人の攻撃性や悪意を感じる状況、いざそうなったら精神を病んでもおかしくない経験だと思います。

思想が正しいから/間違ってるから/文化圏が違うから/信じているものが違うから→攻撃的に対応していいわけじゃない、んですよね、個人的には思想が違う人でも過度にあれこれ言われているのは胸が痛みます。私も邪教徒だからって理由で迫害されたらそれが正しい防衛行動だとしても悲しくはなりますし…。

人間の罵詈雑言に対するキャパシティなんてたかが知れているので、一人二人からやんわりと別の意見を言ったり注意するくらいで物事が収まればいいのにな、と切に思います。そういう丁寧にすべき対応を絵文字リアクションでやってしまうと後々便乗してくる人が居て大変なことに…みたいなことが起こりえるのは、すごい分かるんですよね…。

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今お世話になっているサーバーさんでは、管理者の方が絵文字の使い方で問題を起こした人は(言葉で同じような加害行為をした人と同じように)相応の処置をしてくださると予め明言されているため、かなり安心感があります。

一ユーザーとしては、絵文字リアクションでの嫌がらせや誹謗中傷みたいなことは、自分がされる側になっても自分の居るサーバーの人がやる側になってしまっても防ぎづらく、予め方針を示してもらえていないと、「それくらいは…ね?」とかなあなあにされて見過ごされる可能性が想像に難くなく、本当に辛い気がするので…。

という事をあんまり考え過ぎるのも良くないとは思うのですが。

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二つ目の記事についても語りたかったけどお腹がすいてしまった。

表現力が豊かすぎる絵文字リアクションによって、真に求められている文章表現がスポイルされているのである。

この一文に特に共感した。しました。

しかしながら、あくまでこの「文章表現」というポイントはあくまでこの方が求めていることで、誰しもにそんなにも文章力があるわけではないですし、いい文章表現をしたり文章力を向上させるためにたくさんの労力を割けるわけでもない・割きたいというわけでもないという、そういう理由があるために、やっぱり絵文字リアクションは魅力的でお手軽で良いな、ってなっちゃうんですよね。

私は絵文字リアクション好きです。でも文章表現も大切だと思うので結局こうしてどっちも楽しんでしまっている状態です。

今日はこの辺にしておきます。