県立美術館でBialystocksをみた。
週の初めあたりに、夏から仕事をお休みされている方から連絡がきた。しんどさに診断名がつき、専門の方と繋がることができたとのことだった。上司からのパワハラのこと、ずっと聞いてたのに私は何もできなかった。
しんどさになんとなく引っ張られ、寝不足、偏頭痛で迎えた当日。職場から1時間ほど運転してたどり着いた会場は、通っていた高校に近く、懐かしい美術館。小さい頃から何度も来た覚えがあるけどホールに入るのは初めてだった。
駐車場で買ったはちみつレモン。

整理番号順に並ぶと、お子さん連れのご家族やカップル、お友だち同士ぽい方々に囲まれ、最近は何度もライブに行ったことのある方の公演に入ってばかりだったから急に1人が心細くて少し緊張した。
整理番号は28番。先行抽選で購入したチケットは、ツイッターのフォロワーさんの後押しを受けて取ったものだった。前回県立美術館に来たのは和田誠展に訪れたときで、そのときも同じフォロワーさんにリプライをもらった気がする。不思議な縁。
席は自由席で、1列目のセンターブロックの席が空いており、?!??!?!

近すぎる。
以下、セットリストの記録。うろ覚え。気合いの短期記憶。

Bialystocks 二人編成ツアー 岡山 夜公演
1. 差し色
ピアノが、歌声が、すごすぎて。
2. 日々の手触り
3. あくびのカーブ
4. Upon You
10月に入ってから知った曲。明日もきっと偶然ですべて溶けそう。
5. 憧れの人生
6. 幸せのまわり道
2人ともギター編成。一昨年、Bialystocksを認識した曲。知ったときと同じ季節なのに2年経つと取り巻く環境が変わりすぎてびっくりする。秋。
7. 灯台
会うべき人に出会えるように、という歌詞が好き。甫木元さんが日本語の歌詞を書いてくれてうれしい。
8. 近頃
10月に入って知った曲。散歩するとき聴くのが好き。どこまでも行けそうなのになんだか悲しげな雰囲気がいい。
9. 虹
知らなかった曲。色違いの未来を背に、という歌詞、どうしたらそんな表現ができるんだろう。
10. はだかのゆめ
この曲は、高知の曲で、高知は大切な場所。というどこかで仕入れた情報だけ知ってた曲。客席のいたるところから、すすり泣く声が聞こえてきた。MCで、高知に甫木元さんのおじいさんが暮らしていたことを知った。高知は、好きだったアイドルの出身地で、高知のことをすごく大切にしている人だったからどこか重なるところがあった。元気かな。最後に高知で会ってからもうすぐ1年が経とうとしていることに気づいて、来週ドライブに行くことにした。
11. ただで太った人生
12. Branches
好きな曲。手に取れそうな夜明け感。終演後、物販に並んでたら後ろのカップルが「ブランシェス、やっとったね。」と話していて、センスい〜 と思った。
13. 光のあと
波打ち際 光るのは あなたを思い出す 光のあとで。
私が思い出す あなた は、昨年の11月と今年の6月に卒業した好きなグループのアイドル。私と同い年の2人。思ってた以上に大きな存在で、ぽっかり空いたところにするする入ってくれた曲。「光のうた」を歌って卒業した彼女が留学先からブログとYouTubeを開設した知らせを受けたのは終演後だった。
14. Over Now
セットリストのプレイリストをつくるとき、13~15が同じアルバムなことに気づいた。知らないことがたくさんある。
15. あいもかわらず
16. 空も飛べない
転がった日々に波打った心 散らかった空に逃げ込むのはいい予感 という歌詞、今の私と重なりすぎて、肯定してくれるありがたさ。
17. 夜よ
今月から始まった甫木元さんのラジオの自己紹介ソングとして流れてた1曲。声量。Aメロ?の歌詞、初めて聞いたときはどきっとした。
18. 雨宿り
後半の勢い、すごい。1曲の中でころころ変わる曲調、すごい。
19. 聞かせて
意味などないけど忘れる日々、について。
ラストの挨拶後、客席が照らされて、曲に合わせて手拍子して揺れながら終わった。普段、大きな声で歌って手拍子するお仕事してるから、日常に引き戻してくれてありがとうだった。

閉館後の美術館の階段を降りて、おしまい。
元気になった〜🍃