実は6月末をもちまして、現職を退職させていただいており2024年7月より新しい就業先にてお世話になる予定です。
ただ、退職エントリ的なのを書くにしても自分は「しゅきぴ!ズッ友だよ!」という気持ちだとしても、それを眺める中の人や、外からみた人がどういうきもちになるか想像ができなかった。(悪いことは全く書くことがないけど、人が寂しくなったり悲しくなったりするのも嫌だなぁと)
なので、退職エントリ的なのではなく、あくまで日記的な内容として振り返るのにとどめました。
周りの人たちとの思い出
様々な面で素直に「すごい」と思う方たちばかりでした。下に書いているのはごく一部でいろんな人の好きなところが言えそう。
とってもできたマネージャーズ
歩く心理的安全性みたいな上司
こんなに本音で「心配なこと」「うまくできたこと」「狙っていること」なんかを話せた上司は初めて
この人なら絶対に嫌味なく見てくれる・聞いてくれるから、「この人はここが素晴らしい」「俺はこれができるようになってきた」と逐一ご相談できた
素敵な方向へ導いてくれた上司
「XXの技術を主力にしている部署なのに、自分はその分野がまだ弱い。毎週ブログを書いてキャッチアップすることを目標の一つにします」と言ったら、「無理して部署に合わせて分野を絞ったブログ書かないでいいんじゃないですか?それは目指したい素敵なことにつながらないような気がします」と言ってくれた
XXの技術を主力にしなきゃいけない部署のマネージャーとしてこれ言える?本当にすごい。それからは本当に「俺が書きたい」と思ったことを書くように吹っ切れることができました
参考(悪い例): https://dev.classmethod.jp/articles/bfs_for_meeting_president_20ann/
同僚が素敵なブログを書いていたのを褒めていたら、「bunさんも幅優先探索しててえらいですよ」と返してくれたのが心に残っているw
「本当に尊いのはあなた」な同僚
私は「少しでも組織にとって尊いことをしてくれた人を公の場(上司が見ている場所)で褒める」ことが好きです
この考えはこの書籍に載っていて、意識的に実践しています
ただ別に「俺はこういうことを狙ってやってるぜ!」と宣言をしている訳ではありません
にもかかわらず私のムーブメントに気づき
「⚪︎⚪︎がすごいって口に出すってとっても大事。それを何気なくやっているbunさんはすごいのよ」
「前もXXさんのことをいつも笑顔で素敵!って褒めてましたよね!そういうの好きです!」とか気づいてくれた同僚が数名いらっしゃった
私は本体の性格があれな中狙ってやっているに過ぎないんですけど、自然とそういうことに気づけるとかあなたの存在自体が尊すぎるんですよね
自然と人のいいところを見れる・気づける・口に出せる人って本当にすごいなぁ
「人生3週目乙」な同僚たち
どうもこうもないよね?技術的にそもそも強すぎる
あまり人がやりたがらないけど大事な技術だからこそ、自分で責任を持って強くなってくれている方
とんでもない頻度で、とんでもなく役にたつブログを書きまくる方
「自分が良いと思う技術」をお客様に心から薦める方
自分が得た知見をドンドン周りの人たちに還元していく方
めちゃめちゃ気遣いができる。余談だけど筋肉の人って自分を厳しく追い込めるから、人にも優しくできる余白みたいなのができるのだろうか?
顧客折衝や提案力もありすぎるし
技術的にも強いのに、内からも外からも信頼されまくっていて、すげー良い提案を決めたり
(一時は)「どこで勝てばいいのかな?」と本気で悩むきっかけになったりw
「なんか周りと比べると精神もたねーな。どうでもよくなってきた」という吹っ切れるきっかけをくれたりとか
などなど、キリがないのでこの辺で終わりにしますが。とってもすごい同僚が多かったです。
在職中の記録
思いも大事だけど、やってきたこと・いただけたことを定量的に?列挙してみる。
メインの仕事
(主にAWSを活用した)Webアプリケーション開発の支援
アプリのモダナイズを含む
自分が開発するよりも、お客様が「自分たちで開発できるの楽しいやんけ!」となってもらうことをモチベーションにお仕事
その他プリセールスなどのお仕事
営業さんと一緒に案件化に向けた活動をするよ。大好きな営業メンバーとともに。
情報発信
ブログ: https://dev.classmethod.jp/author/bun913/
104本書いていたので、大体週に1回ペースくらい
僕が尊敬する方の一人は3日もブログ書いてなかったら「ブログ書きたい」とか禁断症状出てた
尊敬と真似したいは別なので、自分のペースは守ってた(そもそも真似できない。いいの、俺の方がダイの大冒険詳しいから。あと多分からあげを美味しそうに食べるのも俺のほうがうまい)
登壇: https://speakerdeck.com/bun913
ここに載せていないものも含めると2年間で20回弱くらいは登壇していると思います(たぶん)
JaSST nano というテスト技術者やQAエンジニアの方の参加者が多いイベントにて、9ヶ月連続登壇中
認定試験・資格など
AWS関連
いくつかの賞?への選出
自分がやったことの絶対値というよりも、他の方から評価していただけることなので省略
AWS 認定資格をたくさんとっていたら認定していただける賞
2023 Japan AWS All Certifications Engineers
2024 Japan AWS All Certifications Engineers
ソフトウェアテスト関連の資格試験
JSTQB Foundation Level
JSTQB Advanced Level Test Manager
JSTQB Advanced Level Test Analyst
ASTQB Advanced Level Technical Test Analyst
次はどんな仕事をするのか?
SDET という日本では多分めずらしめの職種でお仕事をさせていただく予定です
ソフトウェア開発技術者寄りでテストや品質に関するお仕事をする立場的な理解でいいと思います
モダナイズ支援で「もっとお客様のテストを品質活動という側面から導けたのでは?」「QAエンジニアの方がいない中でも、開発者という立場からでも(だからこそ)できることがあったのでは?」という後悔からテストのことを勉強始めていました
最終出社からちょっとあった期間でやっていたこと
めっちゃ競技プログラミングの問題を解いていました。

(参加者以外の方には伝わりにくいのですが、特定のコンテストにおけるC問題という難易度の問題を1週間で50問以上解いていました)
実は私は AtCoder という競技プログラミングのコンテストを開いていただいているサービスで、ちょこちょこ参加をしていました。
が・・・以下のような理由であえて積極的な参加や学習を控えていました。
職種的にもっと優先させたい学習分野がある
ソフトウェアテストに関する学習時間は特に意識的に組み込みたい
競プロは・・・未知の問題や自分のレーティング以上の問題を本気で理解しようと思うと、とても朝活の時間では足りない(私の場合は)
でも心の中では「今の時代だからこそ競プロはゆるやかに続けていきたい」「というか本当は問題を解くのが好き」という気持ちがずっとありました
とか考えていた時に以下の記事を見つけて「アルゴリズムや計算量、典型の問題なんてまさにやっていい内容やん!?ていうか、やりたいと思った時にやる勉強が一番楽しいんだからさぁ!?」という理由づけでやっていました
私は飽きっぽいので飽きるかもしれません。ですが、やっている間は楽しいし、学んだことは意外と覚えているものですし。
「飽きる」っていうことは「今はまだその時ではない。これ以上深く学びたかったらまた戻ってこい」という内なる叫びだったりすることが経験上あるので、ゆるーく。好きな時に、好きな勉強をして生きていきたいなぁと思います。