おもしろいけど観たあとなんか嫌な気持ちになる、そして印象的だった登場人物のことを考えちゃう。そんな映画を3つおすすめする。この3つは観てほしい気持ちと観てほしくない気持ちが常にせめぎ合っているので手放しにオススメできない。
なのでどういう人にオススメかも合わせて書いておきます。
1.神は見返りを求める
観たあとすごく嫌な気持ちになる映画。この映画を観てから今まで持っていたムロツヨシさんへのイメージが変わった。今まで「勇者ヨシヒコ」とか「今日から俺は!」でおもしろキャラを多く演じていた人が色々あって人生が終わり復讐しか生きる目的がなくなる人を演じていてギャップでびびった。
この動画みたら概要がほぼわかる
めちゃくちゃいい人である田母神さんと底辺YouTuberのゆりちゃんがYouTubeで成り上がるために奮闘する青春映画です。予告編がとてもわかりやすくまとめられていて素敵ですね。
最初はゆりちゃんと田母神さんの2人で楽しく動画を撮ったり企画を考えたり遅く来た青春を2人で謳歌する。
しかし、ゆりちゃんのチャンネルが軌道にのり始めてから二人の関係が急速に終わっていく…この終わり具合がすごく嫌〜〜な感じの終わりかたで「まぁ若干共感できる部分はあるけどもうちょいやりようあったよね〜二人ともさ〜???」となる。
将来間違って連帯保証人になるかもしれない、またはどういう人が連帯保証人になるかわからないので知っておきたい人にオススメです。
2.闇金ドックス
闇金ウシジマくんのパクリじゃねぇかと一部で揶揄されまくっている映画。(正直題材同じだし多かれ少なかれ似るだろ…と思う)
元々組長だったが地位が転落した安藤がもう一度成り上がるために闇金を始める話。今回主軸になるのは地下アイドルオタクとその人に推されている地下アイドル。ちなみにこのオタクはガチ恋していて部屋で地下アイドルの等身大パネルをローションでヌルヌルにしたものと色々している。そしてその様を母親に見られる。
この映画で一番見てほしいところはオタクと母親の食事シーンだ。このシーンだけでも観てほしい。どの映画よりも飯がまずそうで観てられない。そんなに長尺じゃなかったはずなのに観てから1年経った今も思い出して「飯まずそうだったな…」となる。
あと主人公の安藤が口に銃突っ込まれて殺すぞと言われるシーン(上の映像の1:14あたりで若干映ってる)も観てほしい。このシーンはもう「すげぇ………」となる。
あとオタク氏がどういう結末を迎えるか見届けてほしい…
何かしらにガチ恋していて何を担保にしてでもその人のヒーローになりたい、もしくはローションでヌルヌルのオタクをみたい人におすすめです。
3.ザ・ファン
野球選手のボビーをめちゃくちゃ応援しているギルがボビーに入れ込みまくっちゃってどうなっちゃうんだ〜!?という話。
ギルがボビーに入れ込みまくって色々失っていく様が本当に観てられないけどまったく感情移入できないわけではなく、終始「まぁ若干気持ちはわかるけどね〜若干気持ちはわかるけどさぁ…」となり最後まで見てしまう。コンプレックスと憧れが混ざったものが燃料になると人は止まることが難しくなるんだなと思った。
有名人に入れ込み自分を見失っている人、カッとなったらワイは何するかわからんで?笑と思っている人にオススメです。
おすすめ項目に当てはまった人は観てね〜!!!!!