朝の新鮮な空気の地獄を舐め炎のごとき絶望に身を悶え孤独を嚙み砕く。夜の狂乱を終えた精神は静かに絶望を眺める。太陽の神話を破壊したい。この神秘的な光をばらばらにぶっ壊して閃輝暗点の奇怪なきらめきの欠片へ、不穏な虹色に目が眩む輝きへ! この絶望を砕きたい。不眠の果てのこの莫大な虚無と絶望を砕いて砕いて透明な欠片に……。不穏が来る。忍び寄る。心臓をやけに騒がしくする不穏が、眠りたい僕の体を殴る不穏がやって来る! 殺せ。この不穏を殺せ。刺せ。撃て。暗く濁った不穏を殺して透明な眠りを……。過ぎ去った儚い美しい記憶を辿っては時間の浸食に為す術のない無力に脱力しわきあがってくる涙がさらさらと流れてくる…………。まだ僕は幼い永遠の夢に縋りついては立ちはだかる現実に打ちのめされ傷だらけの体を抱きしめる。美しい君がどこまでも羽ばたけますように。とても透明な君はきっといつまでもどこまでも透明な軌道をすすみ美しく死ねるだろう。僕は幼い夢を抱きしめて生きてもがいて静かに静かに堕ちていく…………。