飲み物への情熱

ブセさん
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出不精、かつ集中すると飲まず食わずで作業に没頭する習性があるので、このまま水分補給をおろそかにしているとゆっくりと、だが確実に死が近づいてくる。飲むべきだ。わかっているが飲まない。PCデスクに置いてあるコップの中身が空になると、席を立ってお茶なり水なり汲みに行くべきなのだ。空のコップと目が合って「遺憾であるが仕方がない」という顔をするな。立て。なにか食べろ。飲め。

とにかくこの「動かざること山のごとし」という顔でデーンとPC前に座るでくの坊に水分を摂らせないといけない。放っておくと死ぬ。なにを他人事みたいに言っているのか。私だ私。私の話をしている。

というわけで、ほぼノーモーションで水分をとるために色々考えた。どうやら、マグカップやコップを置いておくより、蓋つきのタンブラーにストローを挿して置いておくと手に取って飲みやすいらしい。赤ちゃんなのかい? ちょうどいいのがDAISOにあったので、夏の間はしばらくそれでやっていた。

冬。暖かい飲み物を常時補給したくなった。100均のタンブラーは秒で冷めてゆくので、同じような形状のタンブラーでステンレスタイプのものを買った。ストローはガラス製のものをAmazonで買った。「エコ意識の高い貴方に」みたいな惹句が添えられているが、地球の未来を憂いて選んだというよりか、あたたか~い飲み物をぐいぐい飲めるストローを探していただけだ。

ストローは明日届く。今そわそわしている。