概要
自分のことを平凡と呼んでいる著者が近くにいた1流のエンジニアから学び、努力と工夫を元に積み上げてきたキャリアを振り返り、重要なことをまとめてくれている本だった。
僕自身も自分のことを平凡な人間だと自覚しており、日々どうすればもっと物事が円滑に進むか試行錯誤している人間なので参考になる考え方が多かった。
特に印象に残ったことは以下の3つ
感覚で決めつけず、ファクトを元に言語化すること
1つだけやるべきことをピックアップして集中すること
会話力を育てるということ
感覚で決めつけず、ファクトを元に言語化すること
理解は時間がかかるものだが、一つ一つ丁寧に時間をかけて徹底的に理解をする習慣をつけることが長期的にみて問題解決能力の向上に繋がる。
最近自分の労働の中で「言語化」が大きなテーマだったので、とても腑に落ちた。特に文章にしたり声に出することで理解や頭の整理に繋がると思うのでアウトプットをしていく。
1つだけやるべきことをピックアップして集中すること
誰しも優先度を付けて仕事を進めていると思うが、最優先なもの1つだけをピックアップし、それが終わるまでは他の作業の手を止めるという考え方。
マルチタスクに向かない人間にとってそれが最短でアウトプットを最大化できる方法らしい。試しにやってみたら作業がとても進んで、とてもいい感じだったので、今後も続けよう。
会話力を育てるということ
最後はディスカッションには積極的に入っていけという学び。
その場でフィードバックを得られるディスカッションは、短時間で高い知識と理解を深められるので積極的に入ることが大事らしい。
まずはディスカッションに顔を出し、わからないことを質問したり意見に対して感想を述べることから始めると良い。そうしていくと段々慣れが発生し否が応でも会話力が育まれる。
今の会社でもどんどん会話に入っていく人が身近にいてすごいなと感じることが多かった。実際に自分も真似てみたら楽しさすら覚えてきて、いい感じだったので今後もどんどんディスカッションにjoinいこうと思う。