[読書感想文]苦しかったときの話をしようか

buzz
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大好きな森岡さんの本だったので読んでみた。

森岡さんが歩んできたキャリアの経験を踏まえて、若い子が今後のキャリアを歩んでいくための指針や熱いメッセージが綴られており、何度も見返したいなと思えるような1冊だった。


いつも通り、中でも印象に残ったことを3つ書く。

  1. 成功は必ず人の強みによって生み出され、決して弱みからは生まれない

  2. 人生とは知らないことを求めて自分の世界を広げていく旅のようなもの

  3. 常に120、130%の負荷をかける挑戦をする


1に関して、とても思い当たる節がある。エンジニアの自分で例えると、自分が得意な領域はバックエンドやインフラにあるが、得意ではないフロントエンドで転職市場で勝負しても上手くはいかない。

日常の仕事でも自分の強みを理解して立ち回ることはとても重要だなと最近感じている。もちろん、自分が苦手だからやらないという選り好みをするわけではない。ただ、苦手なことをやり続けることよりも得意なことをやる方が明らかに結果がでる。

改めて自分の

  • 強みはなんなのか

  • 弱みはなんなのか

を書き出して自己認知を高めたいなと感じた。

2に関して、森岡さんのバイタリティの高さの根底にある最大のは知的好奇心を満たすことにあるようだった。

これに関しては100%自分と同じだなと感じた。

一方、色々「楽しそうだな」と思うものに手を出しすぎて結果的に自分の手が回らなくなることが最近特に多い。そういう意味でも「やらない選択」をすることが自分はまだまだ下手だなと身に染みている。

ただ、知的好奇心が根底にあるお陰で毎日新しい発見があるIT業界にいて楽しいし、プライベートにおいてもアクティブに色々なことに挑戦できているので、今が充実しているのだろうなと思った。

3に関してはよくあるコンフォートゾーンから抜け出せという話で、成長速度を早めたいならある程度自分に負荷をかけることが必要だよという話だった。

あんまり負荷をかけすぎても自分で自分を壊しかねないがこの点においては、いつでも背伸びしては手が回らなくなっている自分の現状は間違っていないのかなと思わせてくれたのと同時に継続していきたいなとも思った。