「人として終わっている」の意味を考える

bz0
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公開:2023/11/30

時々聞く「人として終わっている」って言葉の意味を考えてみる。

利用する場面は、「誰かが他人を評価して言うとき」

言い換えてみると

  • 死んでいる

  • 人でなし

    • 人情・恩義をわきまえない、人間とも思えないような人

    • 人非人(にんぴにん)

  • 人として考え方がおかしい

    • 義務や責任を果たしていない

    • モラルから外れている

  • 対義語としては「人として始まっている」?

    • 人として始まっている人とは?赤ちゃん、幼児、綺麗な、汚れていないといったイメージがある

    • 尊敬できる人

    • 偉大な行いを為した人

  • (あるコミュニティにおいて)人として扱われない人=人権がない人

    • 犯罪を犯した人

    • 社会的に死んでいる人

    • 許されない行いをした人

  • 「人権がない」から派生して「役に立たない人」

    • 必要のない人

    • 給料分の働きをしていない人

    • お荷物

    • 利益をもたらさず不利益を与える人

「人として終わっている」とは、「人として死んでいる」→「あるコミュニティにおいて不要な人間、排除したい人間」という意味に言い換えられると思う。人は一人では生きて行けずコミュニティの中でしか生きられない。その中で排除されれば死んだ(終わった)も同然。

「モラルやルールに沿わず周りに悪影響を与える」、「義務や責任を果たしていない」、「役に立たない」という意味を持っていると考えられる。