フレックスニブ同士で比較した。
エイハブの後にフォルカン使ってはいけない、というぐらいフォルカンの方が柔らかい。つい力を入れ過ぎて、永のハライのとこでインクが割れそうになった。毛筆感覚で書かないとペン先痛めそう。とはいえどちらもトメ、ハネ、ハライ、きれいに書ける。
エイハブは開いてもグイッと押し戻す手応えがあるぶん安心して書ける。けど長時間書くのは辛いかも。筆圧高めの人向けな印象。いや強弱つけず普通に書くこともできはする。
形の比較。エイハブは首軸の付け根まで切り込みを入れることで、フォルカンはサイドを深く抉ることで力を逃す作りになってるっぽい。Gペンと同じ理屈。
正面から見るとフォルカンの方が巻き込みが浅い。なるほど開きやすいわけだなあ。
この角度から見るエイハブがクジラの頭骨みたいで良い。その辺も意識して作ってるのかは知らんけど。フォルカンの方は鏃とか戦闘機っぽい。ペン芯の穴がエイの口みたいにも見える。面白い顔。
こうして見ると同じ万年筆、同じフレックスでもだいぶ違う。形から作り手の目的や意図も見えるような気になる。気になるだけ。
これで固めフレックスと柔らかフレックスが揃った。使い分けの楽しみも増えてニコニコしている。