ファイアーエムブレム風花雪月の話をしたら、銀英伝の話もしたくなりました。令和になっても新規アニメやら劇場版やら、こっちのジャンルは公式からの供給が多くて羨ましいです。さすが40周年overジャンル…
手っ取り早く銀英伝を履修するにはアニメが楽です。私の再履修はアニメでした。AmazonプライムでOVA版(石黒版)の本伝と外伝・ノイエ版(Die Neue These。キャラデザが一新された方)が配信中です。原作と若干シナリオが変わっていたりしますが、アニメはながら見できるので比較的楽です。それでも100話以上の本伝を見るのはけっこうしんどかったですけど…。元声オタとしては、石黒版ではベテラン声優陣の若い頃の声が聞けてホクホクでした。置鮎さんが少年役だしね(今でも某アニメで中学3年の役をなさってますが)
原作の小説はその昔、徳間新書版で読みました。リアルタイムではないものの、まだコミケ等で銀英伝の装丁そっくり同人誌が出ていた頃かなあ…今でも同人誌は手元にあります。田中芳樹氏の作品は「創竜伝」が刊行されていたあたりはリアルタイムで追っていましたね、懐かしいです。最近は文庫版やソフトカバー版や判型いろいろありますが、お手軽なのは電子かなあ。
活動ジャンルの記事でも書きましたが、ファイアーエムブレム風花雪月は「銀河英雄伝説」に影響を受けている、と公式がインタビューで表明しています。ネタバレありのインタビュー記事は下記参照。
私の推しキャラ(推しカップリング)には「(アドラステア)帝国の双璧」というコンビ名称(?)がついています。そう、銀英伝にもいるんですよ「(銀河)帝国の双璧」が…。明言されていないけどキャラ造形の参考にしたよな?と思っています。なお私の最推しキャラ「ヒューベルト=フォン=ベストラ」は銀英伝の「オスカー・フォン・ロイエンタール」と「パウル・フォン・オーベルシュタイン」を足して適当に割ったみたいな造形です。どちらかというとオーベルシュタイン寄りかなと思っていますが、賛否はあるでしょうが…。
銀英伝の方は「カップリング」として捉えていませんが、銀河帝国の双璧も大好きです。二人の対照的な生き様が好き。一対の異なるキャラクターをがいる場合、生き様や人間性やビジュアルが真逆になるように描かれているのが好きなんですよね…令和になっても銀河帝国の双璧が人気なのはわかる気がします。同盟側にも推しキャラは多く、ヤンもキャゼルヌもシェーンコップも好きです。群像劇は良いですね、興味深いキャラがいっぱいいるから。
なお風花雪月に出てくる「クロード=フォン=リーガン」は銀英伝の「ヤン・ウェンリー」を参考にされています(インタビュー参照)ひょうひょうとした策士、食えないところ、あと「同盟」ってところとか。どっちのキャラも知っていると、それぞれの作品がさらに面白く感じられるのが良いです。
風花雪月をきっかけに銀英伝を見た人(アマプラでちょうど石黒版が配信していたり、ノイエがNHKで放映されていた)、銀英伝の双璧が好きだったからおすすめされて風花雪月をプレイした人、Xで割と多く見られてなかなか興味深かったです。
直近だとコンセプトがよくわからない銀英伝のソシャゲが出たり、40周年記念のコンセプトカフェやらなんやらいろいろ展開されています。改めて読み返しても面白いなあ銀英伝、と思うので、風花雪月の記事を書いたついでにこちらも記事にしてみました。なんとなく自語りの一環です。