Treasure 自分なりの振り返りメモ

calloc134
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こんにちは。calloc134です。

8/13から三週間、株式会社CARTA HOLDINGSが開催しているサマーインターン「Treasure2024」に参加してきました!

細かい開催内容やカリキュラムについては、すでに体験記が存在しているため、以下の内容を読んでいただけると嬉しいです・・・!

自分は、Treasureをやりきった後の振り返りに絞って書いていきたいと思います。

架空のインタビュアーに、インタビューされているという形式で、振り返りをしていきます。

Treasureで自分が楽しかったことや興味を持ったことは何ですか?

自分は今まで技術よりの人間で、あまりプロダクトを作る目的にはクローズアップしないタイプの人でした。

しかし、チームを作り、決まった期限の中でプロダクトを開発していくにあたって

  • プロダクトの目的の明確化・ユーザの課題へのクローズアップ

  • そこから何を取り、何を捨てるのか(何を目指し、何を目指さないのか)

を考えながら開発を進めることが、すごく大事だということを実感しました。

十分にあると思っていた時間が、いざ本番になってみるとほとんどないことに唖然とした瞬間がありました。

それでも自分たちのチームは開発を良いペースで進められ、プロダクトが価値提供をするために最低限実現したいこと(Treasureでは"MVP"と呼ばれている)を最終的にすべて実装できました。

この結果は、プロダクトが何を解決し、何を捨てて良いのかをちゃんと洗い出していたから出せたものだと思っています。

使えるコストを、どこに重点的に注いでいくのかについて、深く考えさせられました。

自分の強みをどのように発揮できましたか?

自分はどちらかというと、口頭で行われる同期的なコミュニケーションより、返答に時間をかけることができて、非同期でじっくり考えられるテキストベースの処理が得意という特性があります。

この自分の特性に気がついてから、チーム内のワークにおいて積極的に議事録の書き残しに回るようにしました。

議事録を取るということで、現在話し合っている議論について解釈のしやすい言語化を行い、 チーム全体で認識が一致しやすいようにまとめることができました。

チームメンバーから、議事録を取っていることで議論の振り返りがしやすいという評価も貰い、チームに貢献できたことが嬉しかった、ということが印象に残っています。

また、議事録取りにトライする前は、口頭でのコミュニケーション時に、つい他の考え事をしてしまったり、議論の中でわからないことをそのままにして適当に分かっているふりをしてしまったりすることがありました。

しかし、議事録を取り始めてから、分からない議論についてしっかり質問をすることや、議論の流れを理解し着いていくことが出来るようになりました。

この変化だけでも、個人的には大きいものだったと感じています。

Treasureの中で、解決できた課題はありますか?

課題の内容

チームで行なっている議論が前提とズレてしまい、浮いた議論になってしまったことが何度かありました。

つまり、解決したい課題について話し合っているときに、 問題だと思っている事柄が違うということに気がつけないまま、議論を続けているという状況が何度も発生していました。

具体的な例を用いて説明します。

チーム内のメンバー間で、「意見を出しやすくするための課題解決を行いたい」という背景をぼんやり共有して議論をしていました。

ここで、『「感情を表現できるプロダクト」を使えば課題を解決できるよ!』という提案をしたのですが、いまいち納得してもらえません。

実は、自分は「プライベートでの会話」を課題の背景として考えていたのですが、他のメンバーは「仕事のミーティング」を課題の背景として考えていたようです。

そして、他のメンバーは「仕事の会議なのに何で感情が必要なの?」と思い、ピンと来ていないようでした。

どのように打開できたか

自分たちのチームでは、チームメンバー全員が解決したい課題について背景もしっかり認識した上で、チーム内でロールプレイングを作ったことによって、この状況を打開することができました。

今回私達のチームで作成したプロダクトは、「意見を言ってほしい人と意見を出したい人をつなげる」というものです。

意見を出してほしい人と、意見を出したいのに言えない人がいる。

自分は後者に共感できるタイプの人間でしたが、前者に共感できるタイプのメンバーが一人いたことによって、解決した課題が大幅に明瞭になってきました。

それぞれの立場に共感できる人がチームの中にいたことによって、どんなプロダクトであれば自分の課題を解決できるか?を、当事者の目線から考え設計を進めることが可能になりました。

また、プロダクト作成後において、ドッグフーディングが非常にしやすかったです。

これからのチーム開発をどうしていきたいですか?

今回よかったと思ったこと

  • テキストベースが得意という自分の特性を発見し、議事録という形でチームに貢献できた

  • 議論において、自分の意見を気兼ねなく言えるようになった

  • 実装について、今回はモブプロを採用したが思ったより感触が良かった

  • Treasure参加時に考えていた「チーム開発をうまく出来るようにしたい」が達成された

議事録については前述のとおりです。

議論の際に、初日は他の人の意見を伺っており、全く意見を出すことができませんでした。しかし、メンターさんから後押しをいただき、気になったことについても軽い気持ちで議論の場に出していけるようになりました。

また、実装について、今回はチーム内でモブプロを採用したのですが、チーム内で実装の意図が共有されながら開発を進められ、すごくやりやすかったです。

そして、Treasureに参加する際に人事の方との面談で決定していた「チーム開発をうまくできるようにしたい」という目標について、達成することが出来ました。

自分は今までのハッカソンやチーム開発で、毎回あまりうまくいかない結果に終わっており、Treasureではチーム開発を成功させるぞという意気込みで望みました。結果的に目標が達成され、非常に良かったです。

これから意識したいこと

  • 以後のチーム開発においても、自分の強みを活かしてやっていきたい

  • これからのチーム開発でも同じように、自分の得意なやり方を見つけていきたい

今回のTreasureにおけるチーム開発で、自分の特性の分析と、チーム開発の進め方についてたくさん学ぶことがありました。

これからのチーム開発においても、今回学んだことを活かしていきたいと共に、今回得たやり方の他にも色々なやり方を学び、経験を積んでいきたいと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました!