自分の話をするのもいいけど、人に話をしてもらったほうがいいことが多い

かーむ
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ウチの会社にはでっかいラウンドテーブルがあって、外に食べに行く者もいるが、昼時になると多くの社員がテーブルでお弁当やコンビニ飯を食べたりしている。

弊社は、仕事中の私語はあまり多くないが、昼時のテーブルではみんなプライベートの話でよく盛り上がっている。

自分も弁当派なのでよくテーブルでお昼を食べているが、先日、昼休み終わりに上司からお褒めの言葉をいただいた。曰く、異性とも同性とも、色んな年代の人とも楽し気に話せててすごいね~とのこと。「そんなことないッスよ」と一応言っておいたが、結構うれしかった。

「よくそんな色んな人に合う話題持ってるね」とも言われたが、実際には僕が何か話をしてるわけではなくて、相手に話をしてもらってるだけで、話題は向こうにある。

似たようなことでほめてもらえることはたまにあるが、これは昔、大変おモテになる友人にトーク術(というと大げさかもしれない)を教えてもらったおかげかもしれない。

それはこんな感じの内容だった。

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誰かと楽しく話をしようとすると、特に男はいわゆるスベらない話とか面白い話をしようとしがちだが、それより相手に話してもらう方がいい。

ふつう人間は、人の話を聞くよりも自分の話を聞いてもらう方がうれしいし、楽しい。楽しいのだから、たとえ話題自体がたいして面白くなくても自然とトークは盛り上がる。

そして、自分の話を聞いてくれた人の話は、たいてい好意的に聞いてくれる。だから、こっちの話も向こうはウンウンと聞いてくれてこれまた盛り上がる。

要は、まずは向こうに自分のことを話してもらうことで、勝手にトークが盛り上がるというわけだ。

もちろん、ただ話してもらうだけでは盛り上がらないので、気持ちよく話してもらう必要がある。そのためには【何をどんなふうに聞くか】というのが大事だ。

相手が気持ちよく話せる代表的な話題で言うと、好きなこと(趣味やお気に入りのもの)や、自分が得意なことや、打ち込んできたことなんかは聞きやすい。

あとは男性は基本的に教えたがり屋やドヤりたがり屋が多いので、相手が得意なことを教えてもらう感じで質問してみたり、実績的なものを聞き出してそれを称賛してみると盛り上がりやすい。(あくまで一般論)

女性は共感を求めていたり感情を吐き出したがっている人が多いので、最近あった出来事で感じたことを深堀りするような質問や、お気に入りのものについて、どこがどんなふうに気に入ってるのかを聞いてみたりすると気持ちよく話してくれやすい。(あくまでry)

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もうちょっとコンパクトに書くつもりだったが存外長くなってしまった。

だいぶ昔に教えてくれたことだったが、飲みの場や合コン、会食などこれまで随所で役に立ってくれた教えだ。

マッチングアプリで出会った人と結婚できたのも、何割かは彼のおかげかもしれない。

ありがとうモテ男。

@calm24
文章とゲームが好き。ブログや他のSNSで書きづらいことをたまにここで吐き出すことにした。 @calm_blog