心の内を言葉にしていく回路がにぶっている。

Arisa
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雨の月曜日。

土曜日に読み始めた小説を読み終えて、余韻に浸っている。

「ミッドナイトライブラリー」という題名にふさわしく、日中よりも夜中に読むのがぴったりな気がして、土日と夜更けまで読んでしまったから今朝は眠かった。

自分のサイトで紹介したくて記事を書き始めたものの、陳腐な表現しか出てこなくてがっかりしている最中。

ここ2年くらいは自分の方向性がよくわからず、段々と手が止まることが増えて、その結果すっかり「感じていることを言葉にすること」がなまってしまった。

文章力ってなんなのかいまだによくわからないけど、ひとつだけ言えるのは、自分の中にあるふわふわしたものや、もやもやしたものを言葉という形にするには、とにかくそれを繰り返しやること。

手先が不器用な人でも毎日繰り返せば少しは縫い物ができるようになるように(手先が不器用=わたし)、反復することで確実に鍛えられる部分がある。

どんどん書いて出していた頃は、悩みつつもスイスイ書ける日が多かった。地道に書き続けていたから、気持ちを言葉に変える回路がしっかり通っていたんだと思う。

ここでコツコツ書くことで、また回路を通したい。

でも、書くならここでなくても、前に書いていた場所でも良い。なんなら、ある程度のフォロワーさんがいてくれる場所で書いた方が、人の目につくのだし。

今はまだ、それが負担で怖いのだ。

昔はモチベーションの元になっていた、いいね!とかスキ!がしんどくて、「誰かが見てくれているかもしれない、見ていないかもしれない」というぼんやりとした曖昧さがある場所の方が落ち着く。

割とこれまでのしんどかった経験や、どういう心境で乗り越えたかなどを赤裸々に綴ってきたのだけど、考えてみたら、自分の大切な部分を曝け出したものに「いいねの数の多い少ない」というような評価をされるって一体なんなんだろう。

そして自分自身も、人の発信に対して特に意識せずにそれをしているという…

世界はそんなことにあふれている。

だから、正直にいられるひっそりとした場所が必要。

@caneleroom
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