ご無沙汰をしております。か〜まいんです。
おかげさまでMICHELが2024年(R6)4月29日に無事退院いたしました。
とはいえ、まだ血球数が足りないので、落ち切った体力を取り戻すために人混みを避けながらも積極的に出かけてウォーキングに励んでいる所です。
抗がん剤治療はまだ2年くらい続くのですが、夏頃の復職も少しずつ見えてきましたね(在宅ワーク限定ですが)
これで話が終われば「めでたしめでたし」なのですが、今度はお義父さんの方に問題が。
MICHELの退院の少し前。4月26日に県外の施設から我々夫婦の地元にある施設にお義父さんを移しました。これでお義父さん関係で呼び出しがあっても、車で2時間かけて県外の施設や病院に向かう必要がなくなった!近くになって良かったなぁと安心していたのですが、どうも肝心のお義父さんの身体状況が芳しくない。
尿路感染で血尿が出たり、腹痛を訴えたりなど、こちらに来てから早速病院をいくつも梯子することになりました。
車椅子での通院なので介護タクシーは必須ですし、尿検査1つとっても介助無しでは成り立たない。退院したばかりのMICHELも本人の療養は一旦忘れて通院付き添いの日々です。本当は感染症リスクが高いのでMICHELは自分自身に無関係な病院には近づかない方がいいのですが、そんな事も言っていられない状況。
精神科、泌尿器科、総合病院と診察を進める中で、心不全が見つかり、それ以外にも内臓関係の不調が見つかりまくります。更に5月22日午前1時30分頃、施設からお義父さんの血中酸素が低下しているため、施設看護師の判断で今から救急搬送します!との連絡が入りました。
慌てて着替えて家を飛び出し、施設に駆けつけると丁度救急車が到着しており、受入先病院も見つかったとの事で夜勤をしていた担当ケアマネさんと一緒に救急外来へ。病院で酸素吸入をいただいたところ、バイタルが安定し、おかげさまでとりあえず緊急性がない所まで回復しました。
さて、安心したのも束の間。緊急性がない所まで回復した患者は、病院から帰らねばなりません。ですが時間は深夜の3時を過ぎています。我々もケアマネさんも、このまま病院に入院するだろうと考えていたので心の準備が間に合いません。そして、施設に戻ろうにもこんな深夜に予約も無しに介護タクシーがつかまるはずもなく、何ヶ所電話しても断られるばかりです。病院からは朝になったらここ(救急外来)は閉じるので、と冷たく宣言され途方にくれていた所、ケアマネさんがグループ施設が持っているリフト車を借りれないか聞いてみます!と施設に戻って、お義父さんの車椅子をリフト車に載せてやって来てくれました。
貴方は神か!!
施設に戻ったのは午前6時前。実はその日、もう少し介護度の高い施設にお義父さんを移そうと検討していた候補施設の見学と申込の予約日でした。眠い目をこすりながら現地まで向かい、現施設の職員さんにも同席いただきながらお義父さんの状況説明と入居の申込。こちらの施設は現在6人待ちになっているけれど、緊急度に合わせて順番は考えていただけるとの事。訪問介護ステーション併設型で、医療的ケアや末期対応も手厚い良い施設でした。
ここまで終わってMICHELを家に送り届け、私は仕事に向かいます。徹夜で眠いかと思ったけどアドレナリンが出ていたのか、いつもより捗ってるよw >仕事
翌日(?)5月24日。この日はお義父さんの予約通院のため地元の総合病院へ。検査、診察の後、Dr.から改めて病状の説明と今後の方針についてのお話がありました。
ぶっちゃけ心不全だけでなく肺に癌の疑いもあるけれど、年齢を考慮すると積極的治療ができる状態ではない。看取り、緩和ケアでの入院受入は可能だけれど、どうしますか?と聞かれて、即入院をお願いしました。今の施設の入居を決めた時点では本人の(身体的な)健康状態は良かったため、認知症を主眼においてグループホームを選択したのだけれど、現在の介護状態では施設側に相当の負担をかけてしまっているので、入院させて貰えるならその選択肢を選ばない理由はありませんでした。
方針は「治療はするけれど延命は行わない」
やんわりとですがMICHELの兄弟の間で共通理解が出来ています。これだけは可能なら本人が元気なうちに希望を聞いておく、認知などで既に聞けない状況なら、身体が元気な間に家族で話し合っておく事が本当に大事な事だと思います。
書きたい事はまだまだあるのですが、お義父さんの事は良くも悪くもこれで一旦落ち着くのかなと。
これまで職場の協力や、本来なら療養中のMICHEL、また、お義父さんだけでなく我々家族にも深く寄り添って、誰よりも動いて下さった現施設のケアマネさんには本当に感謝しかありません。
私自身は色々思う事もありますが、残された時間お義父さんが穏やかに過ごせるよう、最後までお手伝いしていきたいと思います。
長文お付き合いいただきありがとうございました。
最後に、親孝行は親が生きてる間にやっとけw