最近のAIに関する所感

catatsuy
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公開:2026/2/22

せっかくなのでAIなしで現時点の印象を書いてみようと思う。

2025年はAIコーディングが一気に広まった年だった。2026年になってから、モデルのバージョンが少し上がっただけで、実際にコーディングをやっていない人からすると少し良くなっただけのように見えると思う。

これが大きな差で、以前は95%位の完成度までは出力ができたが、残りは人間側でレビューと調整を前提としていた。これはこれで有用ではあったが、人間側がAIをおだてながらほしい実装を出力させる印象があった。

2026年に入ってからは違う。人間側が仕様をしっかり書き、AI側でちゃんと動作確認して試行錯誤できる環境を与えていれば、一発で実用可能な出力を出すことは可能だ。なので人間側は仕様をしっかり作り込み、Unit TestなどAI側で試行錯誤できる環境を与えることが重要になる。人間側でAIをおだてる必要性は薄く、しっかり指示出しさえできれば、いい感じの実装が出てくる。

昨今のSaaS is deadの流れは、SaaSで担保している業務内容を軽視していると考えているので、個人的には無視しているが、社内のちょっとしたツールとかに関してはもうノールックでメンテナンスも含めてAIに丸投げして問題ない状況だと思う。以前はメンテナンスを考えると下手に内部のソフトウェアを増やしたくないと考えるのが普通だったが、今は将来のメンテナンスについては無視して考えてよい。この辺りの前提をアップデートできていないと、様々な判断を間違える。

内部で使っているAPIサーバーみたいな実装については仕様も明確で、テストも比較的容易なので、AIにほぼ丸投げでモダンな実装に置き換えることはできるはずだ。実際事例も出始めている。今年は事例がかなり増えてくるはずだ。

そういった新しい実装ではGoが広く使われると思っている。理由はざっくり以下だ。

  • 型があり、標準パッケージでUnit Testなども簡単に足せるので安全

  • runtimeのできが良く、ほとんどの環境で置き換えが可能

  • 言語仕様が書きやすさよりも読みやすさを重視しており、AI時代にマッチする

2026年末にどうなっているのかは分からないが、数ヶ月で前提が変わるので、AIを常に利用しながら、現在の前提で考えたらどうなるのかを考えて動いていく必要がある。大変な時代ではあるが、以前だと考えられなかったことがたくさんできるようになっている。時代を楽しんでいきたい。