新しく何かに取り組んでいるとき「確実に成功させたい」と思うと、投げ出す理由が次々と見つかってしまう。「どうやったら成功できるか」を真剣に考えれば考えるほど、投げ出すべき合理的な理由が目に入ってしまう。取り組む期間が長くなれば、そのぶん投げ出すべき理由に遭遇する機会が増える。
冷静に考えればやっても仕方がないことばっかりだ。何か大きなものをやり抜くには「よく分からないけどやってみたい」という幼稚な感情をブーストして、多少都合の悪い現実や周囲の目を突っぱねて進むしかない。
いつだって「ダメ元だけどワンチャンうまくいくかも」と能天気でありつつ、「何が何でもやり抜く」という狂気を持っていたい。歳をとったらなおさらね