あと数年で、AIが自動生成した「図表付き有益ノウハウ大公開みんな置いていかれるな!」みたいなものがネットに溢れ返るんだろう。SNSでは美しい画像や、思わずブックマークしたくなる言説、最新のニュースの要約などを投稿するボットが大活躍していることだろう。うまくチューニングされたボットは人間と区別がつかなくなる。人間が書いたとされる文章も実はほとんどAIが書いたものかもしれない。AIに頼めば(今とは違って)本当にバズる文章を無限に考えてくれるようになる。注目を集め、自分を有能に見せたければAIに任せればいい。
AIが人間より美しく筋の通った文章を、人間の100万分の1のスピードで書く時代。自分の手で文章を書くとしたらどんなものだろう。思い出の記録?自分の感情を吐き出すためのもの?自分を知る誰かに向けた生存報告?きっとそれは本当に大したことのない内容だろう。
そんなことを考えているうちに日記や感情を書きなぐった駄文を残したくなってきた。しかし、駄文を気兼ねなく垂れ流せる場所がインターネットに見当たらない。Twitter?note?うーん、もう少しインターネットの奥のしずかな場所がいい。よし自分で作るかということで出来たのがこのサービスになります。