しずかなインターネットでやろうとしていた「ファン限定公開」機能

catnose
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もともとしずかなインターネットには「ファン限定公開」機能というものをつけようとしていた。イメージとしては、記事の公開範囲を「お金を払ってファンになった人」にすることで、書き手が収益化できるようなもの。

実装も9割くらい完成していて、これをサービスの収益の柱にしようと考えていた(むしろ現在のスポンサー機能はやろうと思っていなかった)。

しかし最後の最後で、以下のような理由で断念した。

  • 2023年10月〜のインボイス制度への対応がC2C決済だと色々めんどう

  • インボイス制度に頑張って対応しても、今後別の規制が増えたときに手に負えなくなる可能性があったこと

今後この機能をリリースする可能性もあるが、少なくともしばらくはその予定はない。というわけで開発当時のスクショをここに載せる形で一旦供養しておく。

読者側からの目線

↓ 記事一覧ページ。ファン限定記事のサムネイルにはぼかしがかかる。

記事一覧では「ファンだけ」というラベルが表示される

↓ 記事詳細ページ。ファンになっていない場合は本文は表示されず、ファンになるための導線が表示される。

記事詳細ページのファンになるための導線

↓ 著者ごとのファンプランのページ。ここから決済を行う。

著者ごとのファンプランページ。

↓ 決済ページにはこんなFAQが表示される。ちなみに映ってるロゴは仮のもの。

決済ページのFAQ

↓ 決済が完了するとファン限定記事の本文が読めるようになる。ファンになるとカードが発行されるようなイメージにしていた。この表現は最終的にスポンサー機能で使っている。

ファンになったときの画面

↓ 支払いや解約などの設定

お支払い管理設定

書き手側からの目線

続いてファン限定記事を書く側(筆者側)目線でのスクショを貼っていく。

↓ 設定ページに「ファン限定機能」を有効化するための導線が表示される。

「ファン限定機能」の設定

↓ ファンプランの価格を選ぶ画面。

ファンプランの価格をスライダーで選べる

↓ ファンプランの説明を入力する画面。ここまで済んだら、記事の編集画面の公開範囲で「ファン限定」を選べるようになる(そのスクショは撮ってなかった)。

ファンプランの説明を入力する画面

↓ 収益管理ページ。

ダッシュボードの収益管理ページ

スクショは以上。ほんとC2C決済は規制が厳しくなっているせいで以前より大変になってしまった。これからの時代はWebサービスのマネタイズが難しいね(この話はそのうち別の記事で書きたい)。

@catnose
しずかなインターネットの開発者です。大したことは書きません。Twitter: @catnose99