2023年 → 2024年

osumi
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2023年も年の瀬、去年はNotionにふりかえりの記事を書いていたのだけど、今年は「しずかなインターネット」で書き散らしてみたいと思う。

マネージャーになった

これまでずっとクライアントワークでプレイヤーとして働いていたのだが、今年の9月からエンジニアチームのマネージャーにチャレンジさせてもらうことになった。といっても、プレイヤーを兼務しつつなので、プレイングマネージャーという感じなのだけど、これが今年の一番の変化かもしれない。

僕自身、プロダクトをつくることが好きな人間なので、これまでずっとプレイヤーとして働かせてもらっていたのだけど、エンジニアのキャリアも10年経ち、今後のキャリアを考え始めている段階だった。そんなタイミングで、マネージャーの話をもらい、チャレンジさせてもらうことにした。

マネージャーになって3ヶ月しか経っていないので、まだまだこれからなのだけど、それでもこの3ヶ月は激動だった。これまでは「良いプロダクトをどうすればつくれるか?」ということに意識が向いていたけれど、最近は「どうすればビジョンに近づけるか? 事業や組織を成長させることができるか?」ということを考えることが多くなった。あらゆることに対して他の誰かではなく、自分自身が責任を持って判断し、行動していかないといけない。

幸いにも、社内のメンバー、社外のアドバイザーの方など含め、多くの方に協力いただき、いろいろなことが前に進められている。マネージャーになると、ひとりで出来ることはたかが知れているので、周りと協力していくことは本当に重要だ。

デザイン会社のエンジニア組織のマネージャーという独特なポジションではあるけれど、僕自身、デザインとエンジニアリングの2つの領域を横断したり、接続したりすることに価値を感じてきたし、同じような価値観のメンバーもたくさんいるので、彼らが活躍できる環境づくりに取り組んでいきたい。

はじめての北欧旅行

会社の制度で3年ごとに休暇をもらえる制度があり、5月に1ヶ月間のお休みをいただいて、北欧旅行にいってきた。北欧はいくつかの国の総称だけど、僕はフィンランド、スウェーデン、ノルウェーの3カ国を旅してきた。

本場のサウナを味わいたくてフィンランドにいったのだけど、北欧の国はどこの国も自然があり、建物は美しく、ほどよい距離感でデジタル活用されており、とても居心地の良い場所だった。

なかでもヘルシンキ中央図書館「Oodi」はとても印象に残っている。ここは図書館でありながら、アーティストが公演したり、市民が創作するため機器やスペースなども提供しており、市民の創造性を育む場所として活用されており、フィンランドの文化を象徴するような場所だと感じた。なぜか、ファミリーコンピューターが置いてあり、子どもたちがスーパーマリオブラザーズで遊んでいた。

他にも、建築デザイナーとして世界的に有名な「アルヴァ・アアルト」の自邸やノルウェーの「ムンク美術館」もよかった。ただ、円安の影響でお金はすごくかかった...。

NISAとIDeCoをはじめた

手続きが億劫でずっと後回しにしていたNISAとIDeCoだが、長期の資産運用のために今年からようやく始めた。ナニモワカラナイ状態だったので、入門書を読んで勢いで終わらせた。どんなことやったかはもう覚えていない。

個人開発

個人開発といってもクローズドなツールなのだが、仕事が忙しくなるとともに個人開発へのコミットが減ってしまった。今年はOpenAIのAPIが公開されたことをきっかけにAIを使った機能開発を試したりしていた。

コードを書くのは好きだし、個人開発は癒しの時間でもあるので、年末年始でゆるりと再開していこうと思う。

2024年

来年はすでにやりたいことがいくつかある。まずはマネージャーとして、しっかり組織と事業にコミットすること。まだまだマネジメントの知識や実践は足りていないので、コツコツ勉強していきたい。

あとは、プレイヤーとしても、とあるソフトウェア開発プロジェクトに1年ほど関わりつづけているが、すごく良いチームで学びも多い。最近はWebアクセシビリティの改善にも取り組んでいるので、引き続きコミットしていく。

まぁ、毎年予想もしてない変化が色々あるので楽しんでいきましょ。ということで、今年も大変お世話になりました。良いお年を!

@cawpea
ソフトウェアをつくるお仕事をしています。