多機能なツールをシンプルに使う

cba
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システムの開発でライブラリやフレームワークを使うときには、できるだけコアな機能をシンプルに使うようにしている

その方が運用や機能追加がしやすいから

ライブラリやフレームワークにはどんどん便利な機能が追加されていくから、そういう機能を使ってみたいとか、使わないともったいないとか、そういう気持ちにもなるけど、運用のことを考えて、必要ないなら使わないスタンス

例えば、GraphQLの使い方はシンプルに保っていて、その柔軟性は使いこなしてないし、Subscription(WebSocket)の利用は極力避けてポーリングで済むうちはポーリングにしておきたい人

SSRもまだ今はいらないから使ってないし、フィーチャーフラグも最低限の使い方で開発中の機能を隠すためだけにしか使っていない

機能ひとつひとつが、正常に動いているときは何も気にならずに「便利だなー」で楽しいんだけど、異常系の動きを考えるとわりと大変だなって思うから

WebSocketのコネクションが切れたときとか、フィーチャーフラグの取得ができなかったときとか

だから極力シンプルに、そのライブラリを利用する目的をコアな部分にしぼって、そこの正常系・異常系に集中したいなという気持ち

そんな感じ

ただ「新しい機能だから使わない」「知らない機能だから使わない」「想像だけで避けてる」にならないように自分の感覚は疑っておきたい(他のメンバーが使いたいなら自分の懸念は共有したうえで使ってみようかなと思う)し、日頃から周りの機能に触れておいて少しくらいは感覚を持てるようにしておきたいなと思っている

そんな感じ